おはようございます 保険論の講義をはじめます
保険の重要性
私たちの誰もがいつまでも安定した日常生活を長期間にわたり継続してゆけることを願っています。
しかし長い人生晴天の霹靂ともいえる不幸な事件が発生してしまうものであります。
事件の発生後には生活が極端に不安定なものとなってしまうものです。
日常生活において発生する不幸を加入者全体で支えあっていくしくみが保険制度であります。
事件とは人身事故や自然災害、物損事故、病気の発生等であります。
これらの事件が1個人の周囲で日常茶飯事的に生じてしまうと1個人の事件対応に必要とする金銭負担は莫大な金額へと上ってしまいます。
これらの事件の発生を常日頃から不安に感じていたら1個人は社会活動にいつまでも参加することはできないでしょう。
社会活動に参加するだけで頻繁に事件と遭遇してしまうと感じることでしょう。
これらの不安や悩み事を軽減するしくみが保険制度なのであります。
加入者全体で1個人に発生する事件に付随してくる莫大な金銭的負担の軽減を目指しているのが保険制度であります。
健康保険や年金制度に代表される保険制度はだれでも御存知でしょう。社会保障制度です。
今回話題とする保険分野は公的機関が管理・運営している社会保障制度ではく、民間組織が管理・運営している社会保障制度といたします。
民間組織が運営している保険といっても大きく分けて2種類に分かれます。人間の人体そのものの不幸に対する補償である生命保険と換金性の価値を持つ物質等の価値を維持するための補償である損害保険にわかれます。
私たちは災害の際に保険に加入しないことによる全額負担と保険に加入することによる一部負担の選択をいつ何時でもしうる便利な世の中で生活しているわけであります。
保険金をほんの小額だけ負担することによって災害時には高額な金額を受け取ることができるのです。
ほんのわずかであっても保険金を分担している生活者の数は膨大に及ぶため、1個人に対して十分な保険金の支払いが実現できるのです。
保険をかけるということの意味の理解が低い状態であり実際に無保険で日常生活を送っているような人は蓄財には向かないタイプの人間であり財産を保有してないと容易に想定できます。また人間社会生活において他者の人身や財産に損害を与えた時になんら賠償責任をとれないであろう人物であるから他者との接触はなるべく控えていただきたい。というのが保険加入者や保険制度運営者の本音であるといえます。
先日物損事故の保険金請求を行なうことにより保険会社の財産に対して意図的に損害を与えたということで詐欺事件が発生しました。という内容の報道がありました。
大きな会社の財産は強力な法律で守られているので、法律制度に疎い方々が大きな会社の財産をこっそり頂戴しようとしてもどだい無理な話であるということです。大きな金額を扱っている会社ほど法律の運用面においても優秀さを誇っているというわけです。日常茶飯事に他者の財産等を管理する者が財産にまつわる法律に疎いということはそれがすなわちもうすでに犯罪であるということです。無知は罪であります。無知なのに証券会社に勤めてアメリカへ海外赴任しアメリカの証券取引法に違反した。知らなかったではすまされないのであります。違反した社員は問答無用で禁固刑であります。1990年代国内大手証券会社の社員が不祥事を起こしアメリカの法律により拘置されたことがあったはずです。
今日一日で他者の財産を管理している産業について解説している時間はないので、生命・損害保険世界に戻ります。
保険に加入しているんだったら不幸の発生時に請求すれば何も問題はないのです。請求漏れなどが発生しないように注意し多額の金銭負担からまぬがれることができたならそれでよいではありませんか。
今回の事件は国内損害保険会社を相手取った詐欺事件であるということですね。南西諸島の市民が無謀にも国内大手損害保険会社とはりあってしまったという事実になってしまうわけですね。一方的に無知な方々をせめても弱いものいじめになってしまいますから、保険屋はどれだけ決定的な証拠事実をもっていらっしゃるのでしょうか?ということです。警察は事故証明書を発行したはずであります。その内容中の事故発生日時がいったん無効なものとされ保険屋の指摘どおりの内容に書き換えられてしまうということです。事故そのものがなかったことになるか、保険屋が持つ確証性の高い事実に基き新たな事件として損害賠償請求がなされるかということですね。
たかだか34万といえども大の大人の世間体がかかっているわけですから、強い立場であるはずの今回の当事者である損害保険会社の担当社員には身のけがれがあってほしくはないものだと思います。
今回のテーマにあたって関心を持つであろうと思われる方々の上空へまもなく飛来いたします。相当遠慮もしております。
私たち一般市民が他産業従事者よりまして尊い身の潔白を維持していただきたいと切望する特定産業従事者であるのが生命保険外務員の女性と診断書を発行する医師であります。
これは生命保険組織を健全に管理・運営していく立場にある保険加入者全体の願いでもあります。意図的に生命保険組織に対して損害を与えうる人物に対して虚偽の事実に基く診断書を発行してほしくないということです。病気でもないのに病気という病名の生命保険受給者が増加することは生命保険加入者一人一人すべての損害となってしまいます。不可解な入退院を繰り返している人々のために生命保険掛け金が上昇してゆくため不可解な入退院を繰り返している人を締め出してくださいということです。
生命保険制度は善良な一般市民のためにあるものであるということです。
市民の不安をあおるようなことはやめてくださいと言っているのです。
生命保険加入者の安心を実現することが目的であるのです。
生命保険組織従事者の安心の充実よりも顧客の安心が優先されるべきであるといっているのです。
同様に医療機関従事者の安心に優先されるべきものが顧客の安心であるということです。
報道機関は損害保険分野における詐欺事件を公表してしまったのだから、生命保険分野における詐欺事件も順次公表してゆくのであろうと思います。
保険金制度利用者は自己の保険掛け金が不条理に上昇してゆくことがないようにするためにも保険制度悪用者の行動を監視してゆかなければならないということです。
胃が痛くなったあなたは病気の回復傾向にあり、まもない全治が見込まれておりますので早急に退院の準備をなされてください
もちろん、重度の疾患の方々については本日一言ですら言及をおこなっておりません。
治すべき人を治すところが医療機関であります。おかしな人に対して指摘するところがここであります。