新笠通信 奄美電信版

 Copyright (C) 2010 shinkasatsushin All Rights Reserved.

暗号解読 されなきゃいい

2007-05-11 09:47:27 | B3
おはようございます 言語と衣服について語ります。私たちの文化です。一応普遍性のある考察となりましたので紹介します。

あまりにも美しい日本語を用い文章を書き続けていると外国語に翻訳しやすい記事になってしまうので暗号めいた言語を混在させることは各時代共通の防衛テクニックであるような気がいたします。

どの時代を通じてみても若者言語文化を理解することが非常に困難であるという理由には社会全体が意思表示そのものを望んでいない風潮にあるということの反映であるとみます。あいまいさを除去した正確さだけにこだわった標準語の使用というのは一見美しい言語の活用法であることに違いはないが社会は意思表示そのものを受け止めるだけの余裕をもっていないため、自然発生的に正確でない言語コミュニケーションが発達するものだと思います。

異言語文化圏に赴き交易を展開しようと考えている者というのは常に迅速な取引結果である利潤を求められている立場にあり一定期間で挙げた利潤のみによって評価される傾向にある社会の一員であるとみなされるのが妥当とみることができるので、これらの人物にとってはとりわけあいまいさが特徴となっている日本語を使用している人々の思考そのものが参入障壁となっているということが考えられます。英語は極端なまでにあいまいさの除去が実現されている言語であります。日本語とは正反対の思考によって運用されていると思います。英語文化圏の人種は対外交易の充実で今日までの繁栄を築き上げたわけであります。交易相手国に迅速な意思決定を求め続けてきたわけです。最短時間で取引結果である利潤を獲得したいのだから、あいまいさを除去した思考による意思決定を促がしてくるわけであります。

これらの人種の提案をまともに受け入れ続けていたらあいまいさを内包するがゆえに品格を保ち続けている美しい日本語を使用する時に必要とされる思考法そのものが失われていってしまうのであると考えます。

英語使用文化圏の思考法を全面的にとりこんでしまっては国内各地でみられるであろう言語交流活動すべてにおいてあいまいさが消滅してしまい、画一的な思考回路に陥ってしまうであろうと思います。

世界標準語である英語の言語能力獲得というのはあくまでも異なる文化を持つ人種の思考法を理解するためであると考えるのが無難であると思います。
常時英語文化圏の発想(思考回路)を実現してしまっては日本語文化圏の発想の放棄を認めてしまったようなものであると思います。

異文化の導入に際しましては相当期間に及ぶ準備段階を経ることが長期にわたって地域に根付いてゆくことの土台となることが考えられますので、試験的運用期間を確保し特定期間における効果を見定めたのち異文化の導入に移行してゆくことが望ましいと思われます。
全体で見ても時間的なロスもなく迅速な改善に至るものであると考えます。

いきなり異文化の導入ときてしまいましたが、他地域との交流にあたって円滑なコミュニケーションが見込まれるそして特定地域社会日常生活においても有益であると見込まれた複合の要素をもつ異文化の中でもほんの一部だけの文化要素導入についての見方のひとつです。

異文化の存在を認識することそのものに価値があると思います。
いつなんどきも周辺地域に対し無関心でいられる時代はとうの昔に去ったのであるから、他地域の文化の根底をなす思考回路そのものの理解が円滑な交流活動の推進に役立つものだと考えます。

いつの時代の若者文化であっても一見どころか何度見たって意味不明であるのが普通であると思います。
一見してみて意味不明であるのが衣服であります。拝聴すると何言ってんのかわけわからない周波数を発しています。
衣服と言語を研究するだけで現代社会の制度疲弊とまでは言わないですけど、国内で意思表示することがどれだけ難しいかを感じとることができます。
若者のいうことを聞いてくれる人がいないから若者だけで通用すればよいという発想が含まれているとおもいます。

今時大島紬をはおって原宿の街を歩いたらきちがいです。時間帯にもよりますが普段の生活では見ることができないようなおめしものをきかざった若者たちであふれかえっています。あそこはコスプレしてくるような人々の溜まり場です。純和風の正装なんかしていったら間違いなく修学旅行できている外国人観光客から記念撮影を求められます。一度正装して原宿駅裏の明治神宮を散策してみてください。韓国人の中学生なんかといっしょに記念撮影しなければならないはめになります。きらいでない方にはおすすめです。

渋谷・原宿を例にしてしまうとあまりにも極端な話となってしまうので各地域の若者ファッションの話とします。
百貨店で売っているようなきれいめの男性向け洋服なんか着て出歩ける場所は少ないと思います。
万民がきれいめファッションを好まないから常に無難な大衆向けファッションを気にさせられるのだと思います。
若者男性向けファッション業界(アパレル業界)はきれいめファッションがはやらないことを知っているから流行を生み出すことができるのだと思います。

私は男性向けきれいめファッションを勧めたいのです。きれいめというのは20代の頃買ったのではあるが壮年代になってもなお使用できるという耐久性・普遍性に優れているファッションのことをいっているのです。しっかりしたものを買うとトータルコストを低減できる。経済的であるといいます。流行服を買ってしまったら流行が終了した時点で価値を失ってしまうではありませんか。換金性がなくなると思うのです。しっかりしたものは丈夫だし長持ちしますよといっているのです。でもこればかりは好みの世界であるので好きにしてください。


今日のお話は私たちが日常生活において日本語を用いる時に無意識のうちに選択している思考で優れていると認められそうな思考方法は温存しましょう。思考という抽象的な概念そのものがあいまいさにみちあふれているとは思いますけど言語文化は大事ですということと、丈夫で長持ちする衣服は素晴らしいですよということです。

おつかれさまでした。1時間目を終了します。半日ほど休み時間をとってみてください。そしたらワーキングシェアが実現できると思います。