新笠通信 奄美電信版

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planet earth

2007-05-03 21:16:56 | B7
というわけで2夜連続でお送りされたプラネットアースはいかがでしたか?
ペンギンさんはかわいいですね。ペンギンさんのお父さんとお母さんはグッジョブですGoodJobともいいます。一シーズン離れ離れになっているのに夫婦なんてことがわかるのでしょうか?
とても大きなじんべいザメの背後を利用し天敵のかつおやマグロから身を守ろうとしていた鰯の群れはかつおやマグロだけに襲われるかと思いきや利用していたはずのじんべいザメに飲み込まれてしまいました。
大きなものにたよるということの本質が垣間見れた一瞬であったといえます。大きなものに頼った以上人質を要求されるということです。江戸時代においては参勤交代制度であったといえます。現代では悪魔に魂を売るような行為を指します。めちゃめちゃな論理であります。悪魔なんかいません。あなたが時間をかけて育てたものがいつのまにか悪魔っぽいものであったということは起こりうるかもしれません。でも最初から悪魔なんかいなかったのです。みんなさみしくて悪魔と取引したのです。悪魔がいつも持ち歩いているものはお金です。さみしがりやのみんなから大切な時間をすこしずつ盗み出すかわりにお金をわたして本当のことをいつもごまかそうとしているのです。

ですから、地球は美しいということです。2日連続で地球を語らなくてはならなくなってしまいました。2日では青春の日々を語ることなんかできっこないのです。語り尽くせぬ青春の日々という一節まで導き出すことができたのならここでようやく「乾杯」という歌を思い出す方もぽつぽつでてくるでしょう。長淵剛で「乾杯」。それではどうぞ

  硬いきずなに 思いを寄せて
  語りつくせぬ 青春の日々
  時には傷つき 時には喜び
  肩をたたきあった あの日
  あれからどの位 経ったのだろう
  沈む夕陽を いくつ数えただろう
  故郷の友は 今でも君の
  心の中にいますか?

  乾杯! 
  今君は人生の大きな大きな舞台に立ち
  遥か長い道のりを歩き始めた
  君に幸せあれ!

  キャンドルライトの 中の二人を
  今こうして 眼を細めてる
  大きな喜びと 少しの寂しさを
  涙の言葉で 歌いたい
  明日の光を 身体に浴びて
  振り返らずに そのまま行けば良い
  風に吹かれても 雨に打たれても
  信じた愛に 背を向けるな

  乾杯! 今君は人生の
  大きな 大きな舞台に立ち
  遥か長い道のりを
  歩き始めた 君に幸せあれ!
  君に幸せあれ!

私はこの歌があまり好きではありません。歌うのは好きです。かなり上手です。でも好きではありません。でもいい歌です。いっしょうけんめい歌ったらつらくなるからやっぱり嫌いです。でも素晴らしい歌です。

この歌がどれだけ複雑であるかおわかりになりましたでしょうか?お別れはつらいのです。

ここで油うってる場合ではありません。今日はフランス市民革命と土星のどちらもまったく手をつけていません。フランス革命なんかは前置きだけでコミック2冊分ぐらいになりそうです。日付がかわらないうちできるだけがんばってみようかと思います。
ちょっとお風呂入ってきます。土星は明日でもいいかな

巨人×中日

2007-05-03 17:36:49 | B4
本日のプロ野球巨人―中日戦が佳境に入りました。たまたまテレビ見たら5対5であったということです。
現在9回の裏2アウトです。
早速本日の対戦成績を予想しましょう。

残念ながら今終わってしまいましたね。

それでは7時ごろまでには「フランス市民革命」をアップしたいと思います。

フランス市民革命

2007-05-03 15:59:34 | B6
こんにちは。憲法記念日ですね。ふだんから法律の類を意識したことない人々には特に用ございませんのでとくとよくお読みください。

憲法を意識してもらうために、最低限やってほしいことがあります。シミュレーションです。

あなたは一家の主です。子供は息子ただ1人、ひとりっこであります。あなたが大切に20年近く手塩にかけて育ててきた眼に入れても痛くないほどかわいい息子が社会人となりました。息子さんが入社してまだ半年もたっていないある中秋の名月が美しい夜の日の朝のできごとでありました。地上76階にあなたの息子が入社した会社のオフィスが入っている高層ビルに石油運搬用タンカーほどの長さのある船籍不明の飛行船がぐんぐん近づいてきました。競走馬であるサラブレッドが全力で走る速さ時速70㌔㍍。言い換えると1時間に43.5マイルの距離を進む速さでありありました。37ノットもの見るも止まらぬ速さで近づいてきたかと思いきや高層ビル壁面から1メートル74センチほどの至近距離でようやく減速をはじめたのです。この距離から舵をとり接岸しようとする愚行に及ぶのかと誰もが思った瞬間舵をとる気配も見せずにじれったいスピードで正面突破に踏み切ってきたのです。ここから先は表現に及ばない見るも無惨なこの世の終わりの光景が展開されたのであります。

あなたの息子さんであるキャサリン君はこの日もいつもと同じように出社1番のりでした。キャサリンは出社直後に室内蛍光灯のスイッチではなく主電源ブレーカーのレバーを押し上げ、窓にかかっているブラインダーの角度を右肩下がりから前ーならえーの角度に調節するのが日課でありました。キャサリンはこの日はいつもと違いブラインダーを上げきり、ここ76階に位置する高層階の室内空気の循環をしようと窓を開けました。窓を開け朝の冷たい空気が流れ込んできた感触を意識して得ることも無く前方に広がる光景になんら注意もはらっておりませんでした。ただいつもと違うなとキャサリンが感じていたことというのは流れ込んできた空気からいつもと異なる暖かさが雑ざっているということでありました。この温度変化が気になったキャサリンは燃えないごみを室外へ持ち出し所定の収集場所に置き、そしてまたオフィス内に戻り窓際まで行ってみると目の前には真っ白な霧がかかっていたのでありました。
この時が接近中の飛行船が非物理的な常識で減速を始めた直後であります。ビルの壁面から1.47メートル内の距離で停止はしてないがブレーキをかけた効果が顕著に現れた瞬間です。キャサリンはさっき感じた暖かさというか熱気の原因が目の前にある真っ白な霧のためだということに気がつきました。全体を見ているわけではないのでそれが飛行船であるということはわかっていません。白いきりはビルのほうへぐんぐん近づいてきます。近づいてくるのではあるけれどもそれが信じられないほどじれったい速度であるということです。飛行船左右両サイドのうち片側はキャサリンのいるオフィスのほうへせまっているのです。キャサリンは信じられないほどゆっくりしたスピードで近づいてくるわりと濃くなっている部分の霧を無防備にも見つめていました。せまってくるけど届かない。飛行船がビルのほうに近づけば近づくほど減速度が激しくなってくる不思議な現象がここに起こっているのであります。キャサリンがごみを捨てに行って帰ってきてから窓際へ戻った時から飛行船と衝突するまでの間。それは私たちの時空で用いられている時間に換算するとわずか1秒たらずの間に起きたできごとでありました。