<4月20日の内容です>
陶芸作品の制作に忙しいのに、通りがかった子どもの傘の修理をしてあげた。
兄弟の男の子ふたり、とても人懐っこい子どもたちで、私の個展の時に、芳名録に子どもの字で自分の名前を書いたりする子どもたち。親しくなっている。
「このおじさん、いろんなものを作っているからきっと直してくれるよ」なんて。
私の6畳の工房を見て、「小さいね」と。
「この冷蔵庫何が入っているの」とか。
この傘で遊んでいたのか、支柱部分が大きくゆがみ、この部分も折れ曲がっていました。
それをまっすぐにしようとするとぽきんと折れてしまい、あれあれです。
最初のうちは、妻も子どもの相手をしながら手伝ってくれましたが、途中で「もう出かけないといけない」と。
曲がっている折れた先端部分をまっすぐにしようとしますが、堅くてまっすぐになりません。いろいろと、なかなか難しいものですね。
でも、何とか修理完了です。
折れたところは、こんな風に糸で結びつけて上から瞬間接着剤で固めてあります。
傘のビニールとこの「さん」の部分も2か所縫い付けて。
この子どもたち、お昼になったので、あとで貰いに来るよと言って帰っていきましたので、この傘に「なおったよ!」と書いた紙を貼りつけて、工房のドアノブのところに吊っておいて、私も外出です。
さあ、出来上がりを喜んでくれたかな。