10月11日にあった「総合センター塚口」での1回目の金繕い教室、後の手入れがどうしても手薄になるので、私が持ち帰って手入れすることに。
次回は明日に2回目です。
手入れが終わった品物たちです。
その作業の内容です。
大皿の欠けた部分、ミニルーターで余分な接着剤を削り出して。
この後は、水ぺ-パーを使ってご本人にきれいにしてもらいましょう。
可愛い酒器、2カ所欠けがありました。
これもミニルーターを使って、ほぼきれいに整えて。
ほかの品物は、私の手入れは無しで。
一番の厄介者。
どうしてこんなものを持ってこられるのでしょうかね。
事業の担当者に連絡を取ってもらいましたが、なぜか電話が通じないそうです。
ここまで接着してあげたのですが、残りの破片が薄い別のもので使い物になりません。
この後の作業は大変ですが、自分の経験を積むために、チャレンジです。
プラスチック板を使います。
そして、接着剤は早く硬化するものを用いて。
こんな形にベースが出来上がって。
プラスチック板、とても有効ですね。
この後、ミニルーターや水ペーパーを使って、きれいに整形して。
そして、赤ロイロ漆を塗って仕上げです。
修理箇所が大きいので、金属粉は蒔きませんでした。
仕上がりました。
とても大変な作業でしたが、いい経験になりました。
これを見てご本人も、担当者もびっくりされるでしようね。