金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼

2023-01-05 10:19:39 | 陶器の繕い例

前回の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」で、「画廊シャノワール」のオーナーに依頼されて持ち帰った繕い品です。

 
いろんな方との付き合いのあるオーナーですので、依頼品も預かって下さいます。
 
取っ手がきれいに取れてしまった急須です。
焼成前の接着が不十分だったのでしょうかね。

 

こんな風に接着して。

 

2、3日後の接着後の手入れです。

ミニルーターの出番ですね。

 

そして、内側の余分な接着剤も剥がして。

 

さあ、漆の出番ですね。

漆が盛り上がるように、弁柄漆と黒艶漆を使いましょう。

 

そして、金の消粉を蒔いて。

 

漆を乾燥させるのに、こんな容器の中に水分もたっぷりで、ホットカーペットの上に置いて。

 

そして、3日後ぐらいに仕上げです。

真綿できれいにして。

 

完成です。

今月最初の教室でお渡ししましよう。


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