金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

繕い品の再修理 その1

2023-06-05 10:16:11 | 陶器の繕い例

繕いの技がさらに上がってきたので、これまでの繕った品物の再手入れも始めています。

 
まずはこんな平鉢。
水を張って、落下した椿の花などを玄関先に飾っていたものです。
 
きれいに洗って。

 

手入れをしていない箇所もいくつかあります。

 

底もこんな状態。

 

先ずは、接着剤を使って修復箇所の再手入れです。

 

そして、接着剤が乾燥したあと、「新うるし」の白を使って着色です。

本漆の白だと、黄色っぽくなってしまいます。

 

こんな風に綺麗になりました。

 

底も「新うるし」を使って、周りと同色になるようにして。

さらにその上から地の粉

 

底もこんな風に仕上がりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿