金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

たくさんの金繕い その2

2017-03-16 23:40:24 | 多種類の繕い例
金繕いの続きです。

アラルダイトと地の粉でのベースづくり、1日たって固まった後の作業です。
カッターナイフやヤスリなどを使って整形です。


こんな風にベースができて。


丹波焼の酒盃の方は、特別目の細かいペーパー(10000番)で仕上げています。


こんな風に仕上がって。


内側です。
真ん中の接合面は判らないぐらいですね。
右端の欠けた部分は、もう少し盛り上げましよう。


龍の置物、うんと注意したのですが、少しずれてしまっています。
残念ですが、何とか補正しましょう。


とても高価な品物と伺っていますので、参考までにこの部分の写真も撮って。
書かれている内容は今のところさっぱり判りませんが。


益子焼の急須の取っ手の部分、少しずれのある部分などに盛り上げの修正を加えて。
蓋の部分も修正を加えています。


丹波焼の欠けた部分も盛り上げて。


龍の置物も修正を加えました。


それから、最終の磨きの工程に使う鯛の牙、持ち手との接着面を糸で補強して、これで丈夫になりましたね。


まだ、続きます。
私は繕いの工程を、関心のある方のためにすべてオープンにしていますので、詳しいですがよろしく。

続きます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿