一昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」の様子です。
雨天にもかかわらず7名の方が参加してくださって。
さあ、この日もたくさんの繕い品です。
隣の席では、ミニルーターをご自分で使っていただいてベースの整形です。
ご婦人方、帰宅後も忙しいので、ベースの仕上げの手入れができないままの場合が多いですね。
この日はこんな文鎮も。
真っ二つに割れてしまっていますが、繕いは簡単ですね。
接着剤でしっかりとくっつけて。
最後にテープで固定して、あとは持ち帰っての手入れで。
これも珍しい。
串の1か所が折れてしまっています。
そして長いほうは下の方の漆の艶が無くなってしまっています。
それは新うるしの本透明の処理をして。
折れた部分、接着だけでOKでしょうかね。
様子見ですね。
この後は黒艶漆を使っての細かな線引き。
なかなかご自分では難しいようで、私とに任せられて。
この日は錫紛蒔きはすべてご本人にしていただいて。
このお皿、陶芸仲間から頂いたものらしいですが、ひび割れの入った部分を早めにラピッドタイプの接着剤で補填して、帰る前に金の消し粉を蒔いてあげました。
この日もたくさんの繕い品があって、私は写真も自分で撮れずに、あっという間に3時間の教室が終了でしたね。
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