昨日は川西パレットでの金繕い教室「器再楽」でした。
参加者はなんと11名と多かったですね。
こんな感じの教室の様子です。
さあ、どんな手順で進めましようか。
いつものようにまずはひび割れ(にゅう)の器の処理から。
この日は、こんなガラスの器の欠けた部分の修復も依頼されて。
欠けた部分に「新うるし」の本透明を塗って、錫粉ゴールドを蒔いてからベースの復元です。
こんな風に大破したガラスの器を持参した方もおられて。
手順が難しいですよと。
うまく作業は進んだのでしょうかね。
この日の午前中に欠けた部分を修復したという男性。
まだ接着剤が完全に硬化していないので、かみそりで形を整えてあげました。
このあとは水ペーパーで仕上げてもらって。
皆さん、それぞれでいろいろと修復を進めておられます。
この方、本漆もいろいろと揃えられて。
大きな器、内側に漆を塗るのが難しいと。
筆をうんと長く加工しないといけないでしょうね。
漆にかぶれないようにビニール手袋を付けられて。
可愛い猫の置物。
傘立てです。
ひびの入っていたところは接着剤で処理して、もので軽くたたくといい音がするので、もうここまででいいですかねと。
そうです、いつでも必要ならば追加で処理すればいいですからねと。
3時間の教室あっという間に過ぎて。
繕いの作業工程はいつもと違って、順不動で。
これでよかったのでしょうかね。
次回の6月の2回の教室では、ここパレットではイベント期間中で、見学者の方や体験の受け入れも予定されていますので、皆さんがこれまでの繕った作品も持ち寄って観ていただく予定です。
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