金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

昨日の川西での金繕い教室

2023-05-12 21:39:05 | 金繕い教室「器再楽」
昨日は川西パレットでの金繕い教室「器再楽」でした。
 
参加者は女性ばかりの8名。

 
さて、この日はどんな修復品が。
友人から依頼されたという磁器の2点。

 

この日ミニルーターを体験していただいた様子です。

ベースの修復時に、いいタイミングだと剃刀で形を整えることができますが、うんと硬化してしまうと少々厄介ですね。

 

皆さん、楽しく作業に取り組まれています。

 

さて、私は30分で硬化硬化が始まる接着剤で整えて。

 

次は、黒艶漆の出番です。

 

そして、次は錫粉を蒔く工程です。

この錫紛、銀色だったものが、長く置いておくと金色に変わっていて、「錫ゴールド」と私たちは呼んで、とても好評です。

 

金の消し粉だととても高価。見栄えは金の消し粉と変わりません。

どうして、こんな変化が起こるのか、漆店に聞いても、ネットで調べてもわからないままです。

ご自分で金属粉を蒔く作業もされて。

皆さん、だいぶベテランになられて。

私の作業。

あっという間に3時間近い教室が終わってしまいます。

 

皆さんの楽しげな様子に、私もとても癒されます。

この日は新しい男性メンバーお二人がが欠席で残念でしたが。

 
次回は2週間後。
第2、第4木曜日に午後1時前から4時前までで、参加費は1回ワンコイン+会場使用料の分担金のみ。
こんな金繕い教室はないでしょうね。
私は高槻におられてお世話になった漆の先生夫妻に恩返しのボランティアです。

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