一昨日の木曜日の川西パレットでの「器再楽」の金繕い教室の様子です。
この日の参加者は4名。
お一人、見学をさせてほしいと。
繕い品も1点お持ちでしたので、今日から参加してくださいと、5名に。
9月、10月(各2回)は大きな教室を手配してくれていますので、参加者は増えることになります。
練りこみの急須の繕いの続きです。
注ぎ口と持ち手の部分はあとの整形の仕上げだけですね。
蓋受けの部分、難しいなと思っていたのでしたが、何とか出来てきましたね。
次回は漆と金属粉を使っての仕上げですね。
この日は亀裂(にゅう)の入った繕いがほとんどでしたね。
亀裂の部分をトーチで熱くして、アラルダイトを注入します。
とても便利な手法。
繕っているのは体験で来られた方の磁器の器です。
これらのお皿も同じ処理ですね。
写真にはありませんが、画廊シャノワールのオーナーが持ってこられたのはいい感じの抹茶茶碗、底の高台部分の周りと口辺に縦の亀裂があったのですが、この処理をするとすぐに「音が違ってる」と喜んでくださって。
金繕い教室に参加していると聞いて、プレゼントしてくれた茶碗だと。
いい友人・知人がおられますね。
この日は、ベース作りも少ししただけで。
漆を使う処理はないままでしたね。
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