toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「抱く女」 桐野夏生

2015年07月12日 | 読書日記
学校もその時住んでたところも中央線だったし、ジャズ研だったから吉祥寺や新宿のジャズ喫茶には良く行きました。
場所的にCHETはメグ、COOLはファンキーかなと思ったけれど、店の描写ではちょっと違うなぁと思いながら読みました。

時代的には違うけれど、町の雰囲気はこんな感じだったかな。

工学部の学生は毎日実験が有るから、この話のような生活は想像できないけれど、文系の学生さんってこんなもんなの?
この物語の時代のことは良くわからないけれど、危うさとか不安定な状況とか今に通じる気がする。





新潮社
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「深紅の断片」 麻見和史

2015年07月12日 | 読書日記
救急隊の物語。

救急隊の物語というと、日明恩の「ロード&ゴー」だけど、こちらは救急隊員が事件の謎を解いて解決する話。
そもそも救急隊員が探偵役というところでリアリティに欠けるけれど、それはそれとして物語としては楽しく読める。

救急隊長の真田の補佐役の茂刈の過去がエピローグで明かされるけれど、病院内で一人だけ暇そうにしていられることについての説明がない。





講談社
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