toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「怪獣の夏 はるかな星へ」 小路幸也

2015年07月07日 | 読書日記
ウルトラマンのオマージュと思わせるファンタジー。

4人の仲の良い子供達とウルトラマンを連想させる近所のお兄さんと写真館の主人が怪獣を倒す話。
冒頭からラストまで一気に読めてしまう。
少年の一人が主人公のメインストーリの短い章の合間に写真館の主人の短い解説で背景の説明などが入る。
こういう手法は珍しいと思う。
これによって物語がものすごく分かりやすくなっている。
一歩間違うと滅茶苦茶になりそうだけど・・。

ファンタジーと言えども、科学的に出鱈目な表現がちょっと気になる。
(例えば、空の星の主成分は土だとか・・・)
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「ゆらやみ」 あさのあつこ

2015年07月07日 | 読書日記
決してつまらないわけじゃないけれど、登場人物に誰ひとりとして感情移入できなくて、最後まで傍観者の視線で読み終わった。
人や環境の変化が徐々にではなく突然過ぎるせいかもしれない。

読めなくて振仮名もない漢字があちこちに有ったので配慮願いたい(特に外国の地名とか)。



新潮社
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