toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「十号室」 加藤元

2015年07月26日 | 読書日記
八部屋の分譲アパートに住む一人暮らしの女性が亡くなり、その後に彼女の姪が引っ越してきたところから物語が始まる。

それぞれの部屋の住人が順番に主人公になりながら、亡くなった女性について徐々に明らかになっていく話かと思っていると、だんだん幼児疾走事件から死体遺棄事件へと展開していく。

ストーリも構成も面白いし、文章も上手くて読みやすいのだけれど、何か物足りない感じが・・・



光文社
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「冥土あり」 長野まゆみ

2015年07月26日 | 読書日記
場所の描写と背景の説明ばかりでいつ物語が始まるのだろうと思っているうちに終わってしまった。
背景の説明かと思っていた父親の話がこの小説の主題だったのね。。

後半の「まるせい湯」はその続編。

どうも長野まゆみは私には合わないみたい。。



講談社
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