toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「一分間だけ」 原田マハ

2015年07月31日 | 読書日記
犬との生活を描いた小説。

ペットにはあまり興味がなかったが馳星周の「ソウルメイト」を読んで以来なんとなくペットもイイなぁ・・・と思うようになったいたけれど、この話も良かった。

飼い主の藍が段々自分勝手でとても嫌な女性になっていくのは、後半飼い犬のリラの闘病が始めってからの変わりようを強調したかったんだなぁと手口がミエミエだったのはいかにも初期の作品らしい。

樋口明雄の「天空の犬」、新堂冬樹の「瞳の犬」と共に3大愛犬小説と勝手に決めさせてもらった。





宝島社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トップスチュワーデス物語」 深田祐介

2015年07月31日 | 読書日記
スチュワーデス達が主人公のユーモア小説。

表題作と「なまいきスチュワーデス」の2編からなり、どちらもドタバタ系の軽い話。

基本的に文章は「ですます調」で書かれているのに、所々に「・・した。」という文章が入っていてチェックの甘さを感じる。




集英社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする