toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「誘拐」 アンソロジー

2015年07月17日 | 読書日記
有栖川 有栖,折原 一,山口 雅也,香納 諒一,吉村 達也,霞 流一,五十嵐 均,法月 綸太郎、8作家の書いたアンソロジー。
解説によれば、「野生時代」の誘拐特集のための作品らしい。

短編のミステリーということで、どうしても薄っぺらな内容になってしまうが、それぞれ一流のミステリー作家だけあって工夫が凝らされていてなかなか面白い。

五十嵐の「セコい誘拐」は発想が素晴らしいけれど結末がイマイチで惜しい。
香納の「知らすべからず」、法月の「トランスミッション」は特に秀作。



角川文庫
コメント
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