あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

身を守る術!

2011-07-12 16:46:28 | 日記


山椒の木にいたナミアゲハの幼虫が次々と巣立っていって行方不明
もうそろそろ動きがありそう・・・と思ってプラケースに入れた二頭目
出かけて帰ってみると蛹になっていた
残念!!今回も前蛹になる瞬間を見逃してしまった
この蛹は最初からこんな色だったのか?



残った一番末の幼虫が前蛹にいつの間にかなっていた
今度こそ蛹に変身する瞬間を見たいと思ってパソコンのモニターの横においておいた



ちょっと眼を離した隙に青虫の衣装を脱ぎ捨て蛹になってしまっていた!!
緑色の蛹の下に丸まった抜け殻があった



あっと思ったときにはすでに遅し・・・と思ってチラチラ見ながらパソコン操作をしていたら
何となく頭の部分が色が付いてきた?
まさか一気にこんな色になるとは!!
自分の体が目立たないように周囲の色に合わせているようです
緑色の体がそれ程時間をかけずに茶色く変色していた
自然に備わった機能はああだこうだと理屈ばかり並べている人間からすると
驚異的なものがある



何処で蛹になっているのか分からなかった最初の子供
驚いたことにプランターに植えてあるバジルの茎で蛹になっていたようです
風に揺れている抜け殻で気が付いた!!
数日前にバジルの葉を摘んでソースを作ったばかり
その時にはなかった筈
なぜなら丁度蛹が付いている場所の葉を摘み取って捨てたのです
風通しが悪くなると葉が枯れてくるので土の近くの葉を捨てた所だった
いくら何でも気が付かないはずはない・・・と思っているのですが?
いずれにしても寄生もされず元気に飛び立った様子
よかった・よかった!!



今日は風がからりとしていて凌ぎやすい一日だった
一昨日の画像の中からシロスジカミキリを選んだ
前回は一匹だったが同じ木に二匹のカミキリが居た
きっと前回もどこかにいたのでしょう
強靭そうな大顎を撮りたかったが角度が悪かった
沢山開けた穴は何の為?
実はこれらはメスのようです
食べる為ではなく産卵するために開けた穴で産み付けられた卵は
孵化して幼虫となる
幼虫になると樹皮の下に潜り込んで3~4年もかけて成長する
成長した幼虫は蛹になり羽化して木の幹に穴を開けて外に出てくる
クヌギやコナラ等の幹の周りにおがくずのようなものがあるのを
見ることがあるがまさに其れが羽化して出てきた後のようです



萌芽更新などで切られたクヌギやコナラが積み上げられている
そこはきっとカブトムシや色々な昆虫のゆりかごになる筈
丁度影の部分にトンボが居た
さて・・何トンボだろう?
サナエトンボだけしか分からない?