旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 平成28年8月28日日曜日

2016-08-28 16:44:09 | 晴耕雨読日記
 今日は日曜日。予定通り作業はお休みです。
「日高本線・石勝線・富良野線の旅」を今日も投稿できました。

 先日のニュースで『西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ』で十津川警部を演じてきた渡瀬恒彦桟が降板するとのことを知りました。
 十津川-亀井コンビは、色々な方々がコンビを組んでいますが、個人的には渡瀬-伊藤コンビが好きでしたので残念です。

日高本線・石勝線・富良野線の旅7~3日目 石勝線・支線

2016-08-28 16:32:53 | 日高本線・石勝線・富...
 石勝線は、南千歳駅から夕張市を経て上川郡新得町の新得駅を結ぶ本線と、夕張市内にある新夕張駅・夕張駅間の支線で構成されています。
 路線名は国名の石狩国と十勝国から採られていますが、実際には胆振国と十勝国を石狩国を経由して結んでいます。新夕張駅・新得駅間が開通するまでは追分駅・夕張駅間は夕張線と呼んでいたので、現在でも新夕張駅・夕張駅間の通称として使われています。


 今年3月26日、東追分駅と十三里駅が廃止されました。
 石勝線 普通 夕張行に乗ります。




南千歳     14:31着 14:33発
 観光シーズン、レンタカーがたくさん準備されています。


追分      14:50着 15:18発
 追分駅では28分の停車です。


 特急スーパーおおぞら7号釧路行が追い越していきます。


 今年3月26日廃止された東追分駅は、信号場として機能していました。
 運転停車し、特急スーパーとかち8号札幌行と交換します。




 ようやく夏の北海道らしい風景に出会いました。


川端      15:35着 15:35発


 大正14年、当時の北海道炭礦汽船株式会社が自家発電設備として建設し、現在は北海道企業局が管理・運営する滝の上発電所が見えてくると滝ノ上駅に到着します。


滝ノ上     15:44着 15:45発
 滝ノ上駅と新夕張駅の間には十三里駅がありましたが、こちらも今年3月26日から信号場となっています。こちらはホームが撤去されていました。





新夕張     15:55着 15:56発
 右が、新得方面の本線。左が夕張方面の支線になります。


沼ノ沢     16:00着 16:00発
かつては、東部の真谷地地区へ向かって北海道炭礦汽船真谷地炭鉱専用鉄道が分岐していたため、多数の側線を持っていました。


 現在は単式ホーム1面1線の無人駅ですが、事務室部分で元帝国ホテルのシェフがオーナーの「レストランおーやま」が営業しています。


南清水沢    16:05着


 今日の宿泊は「ビジネスホテル yuuBARI」。


 ホテルとしての条件。フロント、ロビー、食堂が備わっています。






 日曜日は夕食なしということで、苫小牧の駅弁「北海道汐彩弁当」が夕食になります。


明日は、石勝線・富良野線を通り旭川に向かいます。

 つづく

日高本線・石勝線・富良野線の旅6~3日目 石勝線へ

2016-08-28 09:11:35 | 日高本線・石勝線・富...
 平成28年7月24日(日)
朝6時。昆布漁が始まりました。波が高いためなのか打ち寄せられた昆布を集めているように見えます。


 7時過ぎのバスに乗るため、朝食を早く準備してもらいました。


 出発時には、ころちゃんがお見送りです。


 旅館の前には、襟裳神社がありました。建立当時は襟裳岬の先端にあって、保食神を祀り航海の安全と漁場繁栄の守護神としたと伝えられています。


 今日も晴れてはいませんが、昨日雲の中だった航空自衛隊襟裳分屯基地が姿を見せています。


 観光ルート的には、黄金道路を通って帯広に抜けるのが一般的ですが、石勝線を南千歳駅から新得駅に向かって乗りたいので、昨日来た道を戻ります。
 岬市街07:04発、ジェイ・アールバス北海道 様似営業所前行に乗ります。


えりも岬    07:06
 静内方面は晴れているようにも見えます。


油駒      07:10
南東洋     07:11
東洋      07:12
坂岸      07:16
東歌別     07:18
歌別      07:20
しゃくなげ公園 07:22
えりも     07:25
日勝大和    07:27
笛前      07:31
 至る所で昆布漁が行われていました。




上近浦     07:35


留崎      07:36
幌満      07:40
冬島      07:47


アポイ登山口  07:48
アポイ山荘    =
 この辺の軽トラックには、昆布を水揚げする為に使うクレーンがつけられています。


平宇      07:51
様似      07:54

 様似駅からは、09:02発日高本線代行バス 静内行に乗り換えます。


西様似     09:07着 09:07発
 途中日が差したところもありましたが、曇り空の中進みます。


鵜苫      09:10着 09:10発
日高幌別    09:15着 09:15発
東町  09:22着 09:22発
 馬の横顔が大きく描かれているステンドグラス風の街灯もありました。


浦河  09:30着 09:30発
絵笛  09:36着 09:36発


荻伏  09:44着 09:44発
本桐  09:59着 09:59発
蓬栄  10:08着 10:08発
日高三石    10:15着 10:15発
日高東別    10:28着 10:28発
 いつ再開されるか見通しの立たない中、きれいに花が植えられた駅周辺。黙々と草取りをする姿を見ました。




春立      10:33着 10:33発
東静内     10:42着 10:42発
 この辺の昆布漁に使う車は、浜だけで公道を走らない、廃車にしたものにクレーンをつけたものが主流のようです。


 陸上自衛隊静内駐屯地の静内対空射撃場。唯一実弾の対空射撃を一般公開しているところだそうです。


 すぐ側には牧場がありますが、馬には影響が内のでしょうか。


静内      10:56着
 静内駅で11:11発日高本線代行バス鵡川行に乗り換えです。
 昨日は酒井運輸の貸切バスでしたが、今日ははな交通の貸切バスです。便によって会社が違うようです。


 この辺の街灯のデザインは、馬の横顔と蹄鉄を組み合わせた物になっています。


新冠 11:22着 11:22発


 サラブレットのふるさと新冠をアピールするために平成2年に設置された大壁画。今年3月に新しいデザインに書き換えられたそうです。


節婦 11:33着 11:33発


大狩部     11:37着 11:37発
厚賀 11:46着 11:46発
清畠 11:53着 11:53発


豊郷 12:01着 12:01発


日高門別    12:11着 12:11発
富川 12:25着 12:25発
 鵡川は「鵡川ししゃも」のブランドで有名なです。
 ししゃもを漢字で表すと「柳葉魚」。柳の葉に神様が命を与えたという伝説が伝わっています。
 天の上に住むカンナカムイ(雷神)の妹は、ひまをもてあまし、沙流川と鵡川の水源地、シシリムカ カムイヌプリにおりたちました。
 ところが、川下のどのコタン(集落)の家々からも、煙が立ち昇る様子はありません。不思議に思ったカンナカムイの妹は、人々の話に耳をかたむけました。
「飢饉で食べるものがない。どうしよう。」
 途方にくれている人々を救おうと、雷神の妹は、天に向かって大声で助けを求めました。
 天上のススランッペの畔にある、神の集落では大いに驚き、フクロウの女神が柳の枝を杖にして、魂を背負い地上に舞い降りました。
 柳の枝を、どの川に流そうかと、フクロウの女神は神々と話し合い、「沙流川は水がきれいだが、男川で気が荒いから、女川の鵡川に下ろしたほうがよいだろう。」ということになったのです。
 魂を入れた柳の葉を鵡川に流したところ、みるみるススハム(柳の葉の魚)になりました。
 また、一説には、神の国ススランッペの川岸にあった柳の葉が、地上に落ちたので、これを腐らせるのはもったいないので、柳葉魚にしたとも言われています。


汐見 12:41着 12:41発
鵡川 12:55着

日高本線 普通 苫小牧行


鵡川 13:03発
浜田浦     13:07着 13:07発
浜厚真     13:12着 13:12発
勇払      13:20着 13:21発
苫小牧     13:33着


 少し遅い昼食は、駅にあるその名も「カフェ駅」の苫小牧名物「ホッキカレー」と「ホッキそば」




 急いで食べて、千歳線 普通 小樽行に乗ります。


苫小牧     14:03発
沼ノ端     14:10着 14:11発
植苗      14:15着 14:16発


美々      14:21着 14:21発
南千歳     14:25着


 石勝線に乗り換えます。

 つづく