旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 平成29年12月4日 月曜日 静養日

2017-12-04 18:23:03 | 晴耕雨読日記
 2010年(平成10年)の今日、12月4日は東北新幹線が新青森まで開通し、1982年(昭和57年)6月23日、東北新幹線大宮・盛岡間が暫定開業して以来、16年目にして全線開通した日です。


 そして、青い森鉄道も全線開業しました。


 今日は静養日最後の日でした。
 やっぱり想いは、「最長片道切符」の旅ですね。
 今日の一冊です。


 明日から農作業復帰の予定です。

鉄道コレクション~列車愛称板8 「三陸」

2017-12-04 14:05:30 | 鉄道コレクション
 表に「三陸」。裏は地金。
 材質はホーロー。文字は浮き文字。
 昭和40年代、急行列車に使われた物です。




 「三陸」は、1966年(昭和41年)10月1日から1968年(昭和43年)9月30日まで、上野と青森・久慈・盛間を東北本線経由で運転開始した急行列車です。
 愛称に使われた「三陸」は、宮城、岩手、青森の三県に相当する旧国名の、陸前、陸中、陸奥の三国を指す総称であることから、複数の編成で三県を通る列車の愛称となったものです。
 下り列車の場合、12号車を先頭に上野駅を出発し、一ノ関駅で1~3号車の大船渡線経由盛行を切り離し、尻内駅(現在の八戸駅)で4~5号車の八戸線経由久慈行を切り離し、最後は6両編成となり終着青森駅を目指します。
 このように、複数の行き先をもつ列車が1つの編成として運転される列車のことを「多層建て列車」といい、昭和30年代後半から40年代にかけて全国各地で運転されましたが、特に東北地方で数多く運転されました。
 「多層建て列車」の中には、愛称名の違う8つの列車を途中駅で分割・併合を繰り返しながら運転したものもありました。