旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 2020年(令和2年)3月7日 土曜日 熊襲でもいい

2020-03-07 19:30:00 | 晴耕雨読日記
 新型コロナウイルス感染が拡大しています。
 ニュースやワイドショーを見たり聞いたりしていると「クラスター」という言葉が頻繁に出てきています。
 『大阪市内2カ所のライブハウスで2月に開かれたコンサートの参加者に、新型コロナウイルスの感染が相次いで報告されている。今月6日までに判明した感染者は13都道府県で39人となった。府は小規模な感染集団「クラスター」が連鎖して発生しているとみて、参加者の特定を急いでいる。』
 集団のことを「クラスター」と言うそうで、今では小学生でも分かる単語になっています。
 幸い、東北地方と大阪府のつながりが深くないせいか、青森県はこの「クラスター」との関連はないようです。
 東北地方と大阪府の格差のときに思い出すのが、1988年(昭和63年)に東京からの首都機能移転問題が扱われた報道番組で、当時のサントリー社長佐治敬三さんが発言した『仙台遷都など阿呆なことを考えてる人がおるそうやけど、・・・東北は熊襲の産地。文化的程度も極めて低い。』所謂、「東北熊襲発言」です。
 熊襲でも、文化程度が低くても良いから、このまま感染者が発生しないことを願います。 私は日常生活ではマスクを付けていません。一般的な予防として、こまめな手洗いやアルコール等による手指消毒。そして、こまめに水や緑茶を飲んでします。(1日2リットルほど)
 しかし、感染者が発生していない青森県内も、飲食店は客足が遠のき大変なようです。市場に仕入れに行く飲食店関係者も激減しているそうです。
 感染予防は必要ですが、過度な自粛は避けたいですね。
 「枯れ木も山の賑わい」ではありませんが、夕方足を運びました。


 なお、「熊襲(くまそ)」とは、日本の記紀神話に登場する、現在の九州南部にあった襲国(ソノクニ)に本拠地を構え、ヤマト王権に抵抗したとされる人々のことを言うそうですから、東北地方には「熊襲」はいません。 あえて言うなら東北地方にいたのは「蝦夷(えみし)」でしょうか。
 その佐治さんは、1999年(平成11年)に肺炎のため80歳で亡くなっています。