【金沢日和】(金沢駅)
2022.10.06投稿
2019年(平成31年)1月18日
京王百貨店新宿店「第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で購入
価格1,100円
[製造元](株)高野商店
中身のイラストにメインのお品書きを添えた掛紙(スリーブ)です。
酢飯の上に錦糸玉子を敷き、紅ズワイガニの酢漬けとイクラ醤油漬けを載せ、椎茸煮・小松菜の醤油漬をを添えています。
おかずは、人参ときぬさやの煮物にタラコの旨煮。もう一方の仕切りには、のどぐろ塩焼き、五郎島金時の甘露煮、カキのいしる煮が入っています。
蓋を開けると彩りも良く、華やかな「金沢日和」は広がります。
酢飯の上に大きなベニズワイがのったちらし寿司は味付けもちょうど良く、それに加えて錦糸卵・プチプチ感のあるいくら・椎茸煮・小松菜の醤油漬が味にアクセントをつけています。
おかずも金沢らしく人気の高級魚「のどぐろ塩焼き」。脂ののった軟らかい白身が、焼くことによって香ばしさも加わっています。
石川県定番の甘くてホクホクした加賀野菜の一つ「五郎島金時の甘露煮」。それを挟んで「カキのいしる煮」も入っています。日本の三大魚醤の一つ、石川県名産の「いしる」を使っているため、噛む程にカキとのいしるの香りが口いっぱいに広がります。
ネーミングとコンパクトなパッケージは、女性向きのように見えます。
小ぶりですが、満足いく駅弁のはずでしたが…。この駅弁もチラシの写真と違っていました。
多少の誇張は許容範囲で想定内ですが、ベニズワイの本数といくらの量は許容範囲を超えているように思いました。
この駅弁は現在も販売されていて、公式ホームページで次のように紹介されています。
金沢日和 1,100円(税込)
金沢の散策のお供に、小さめの海鮮ちらし弁当です。パッケージも女性らしく、旅の一休みにご賞味ください。
原材料:酢飯、ベニズワイ酢漬け、いくら醤油漬け、たらのこ旨煮、人参煮、牡蠣いしる煮、のどぐろ塩焼き、五郎島金時甘露煮、刻み椎茸煮、小松菜おひたし、錦糸玉子、きぬさや
アレルギー対象食材:小麦、大豆、カニ、いくら、卵、りんご、鶏肉
内容量 250g
サイズ 205×90×50(mm)
製造・販売の高野商店は、福井県南条郡今庄町で「大黒屋」の屋号で代々旅籠を営んでいました。
1896年(明治29年)今庄駅開業と同時に、今庄駅ホームで竹の皮に握り飯と漬物を包んだ弁当を5銭で販売を開始しました。
1962年(昭和37年)北陸トンネル完成を機に、弁当製造工場と家を大聖寺駅(石川県加賀市)裏に移設し、駅弁販売業務も大聖寺駅に移しました。
そして1970年(昭和45年)、特急停車新駅として加賀温泉駅(石川県加賀市)が新設開業したため、本拠地を大聖寺駅から再度加賀温泉駅に移し、現在に至っています。
1896年(明治29年)今庄駅開業と同時に、今庄駅ホームで竹の皮に握り飯と漬物を包んだ弁当を5銭で販売を開始しました。
1962年(昭和37年)北陸トンネル完成を機に、弁当製造工場と家を大聖寺駅(石川県加賀市)裏に移設し、駅弁販売業務も大聖寺駅に移しました。
そして1970年(昭和45年)、特急停車新駅として加賀温泉駅(石川県加賀市)が新設開業したため、本拠地を大聖寺駅から再度加賀温泉駅に移し、現在に至っています。
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