旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション250 「えび千両ちらし」(新潟駅)

2022-09-05 13:19:36 | 駅弁コレクション
【えび千両ちらし】(新潟駅)
                             2022.9.5投稿

2018年(平成30年)1月21日
 東京駅(駅弁屋 祭)で購入 価格1,300円
                     [製造元](株)新発田三新軒

 駅弁の名前と食材のイラストを描いた掛紙(絵葉書)がパッケージに差し込まれています。


 蓋を開けると、小判に見立てた出汁入り厚焼き玉子焼き4枚(1枚250両)並んでいて、その上にむき海老のおぼろが載っています。


 出汁入り厚焼き玉子を取り除くと、酢飯の上に敷かれたおぼろ昆布の上の塩イカの一夜干し、蒸し海老、鰻、コハダ、そして付け合わせのがりが姿を現します。
 酢飯はかんぴょうとくるみを混ぜ合わせた精進合わせ(ちらし)になっています




 イカと海老は小さい切り身になったり切れ目が入れられていたりしていて、精進合わせと一緒に出汁入り厚焼き玉子で巻いて食べることも出来ます。
厚焼き卵を最初から全部食べるのではなく、御飯の上に並んだ海老や鰻等と交互に味わいながら楽しめる駅弁です。
 掛紙代わりの絵葉書です。




 『スーパービュー踊り子3号&青梅線・五日市線の旅』の帰途、東京駅「駅弁屋 祭」で購入しました。
 2002年(平成14年)の発売当初は知名度も低かったのですが、東京駅での販売開始と、「出没!アド街ック天国」「はなまるマーケット」での駅弁ランキング1位になったり、マスコミで紹介されたりすることが多くなり、人気駅弁の一つになりました。
 『駅弁味の陣2017』で「駅弁大将軍」となった駅弁です。
 現在もホームページで次のように紹介し1,500円で販売しています。
 TV雑誌で話題のお弁当です。うなぎ、こはだ、イカ、えびが厚焼き玉子の下に隠れています。TV雑誌等で話題のお弁当です。弊社人気No.1です。


 製造・販売の「新発田三新軒」は、1928年(昭和3年)に新津駅の構内営業業者として発足し営業を開始した「三新軒」が本家です。
 1956年(昭和31年)に、新発田支店を「株式会社新発田三新軒」、新潟支店を「株式会社新潟三新軒」としてそれぞれ独立させ3社体制となりました。
 その後、「新発田三新軒」は本社機能を三新軒本社と同じ場所に移転し、1999年(平成11年)には 新津に三新軒・新発田三新軒共同の調理場を設置しています。
 『駅弁味の陣2012』で『えび千両ちらし』が「駅弁副将軍」を受賞。
 『駅弁味の陣2017』で『えび千両ちらし』が「駅弁大将軍」「最多応募賞」を受賞。


 『駅弁味の陣2016』で『湊街にいがた 華やぎ弁当』が「郷土賞」を受賞。
 現在もホームページで次のように紹介し1,280円で販売しています。
 新潟の豊富な食材を使用し、国の重要文化財「旧新潟税関庁舎」のイラストは「なかだえり」さんにお願いしました。柳がれい、越後もち豚、妙高ゆきエビ、佐渡産イカ、舞茸などと新潟米コシヒカリの美味しいお弁当です。


 『駅弁味の陣2021』で『まさかいくらなんでも寿司』が「盛付賞」を受賞。
 現在もホームページで次のように紹介し1,250円で販売しています。
 ます、さけ、かに、いくらのお寿司です。寿司ネタの頭文字から名付けました。JR東日本「大人の休日」TVCMで、日本を代表する女優、吉永小百合さんと登場し話題になりました。




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