【女将弁当-津軽の宿-】(新青森駅)
2022.4.16投稿
2010年(平成22年)12月4日 新青森駅で購入 価格1,100円
[製造元](株)ウェルネス伯養軒
不織布の風呂敷包みです。
クリーム色の地に商品名だけが書かれた掛紙です。
「祝 東北新幹線 新青森-東京間 開業」のシールが貼られています。
二段重ねで、おかずはお品書きにあるとおり沢山の種類が入っています。
御飯もつがるロマンを使った3種類が入っています。
東北新幹線全線開通当日、『旅の小窓~東北新幹線新青森開業記念号に乗って』1日目の朝食として購入しました。
2012年(平成24年)1月13日 新青森駅で購入 価格1,100円
[製造元](株)ウェルネス伯養軒
商品名だけが書かれた掛紙には変更はありません。
一の重はおかずで、左上に煮物(玉蒟蒻・鶏活部煮・絹さや・人参)。右上に菊花漬(秋刀魚入り)。大きな仕切りにはリンゴのベーコン巻、玉子が載った帆立素焼。その中央に十和田湖産姫鱒の西京焼と紅白はじかみ。下には長芋のばっけ味噌(ふきのとうと味噌を和えた物)焼き、ミニトマト、イガメンチ(イカのメンチ)。
二の重は御飯です。つがるロマンの白飯の上には紫蘇杏が載っています。紅生姜入りのいなり寿司と太巻きも入っています。添えられているのは、すしこ。
「すしこ」とは、津軽地方の西北地域を中心に伝わる郷土料理で、もち米を蒸し、赤しそやキャベツ、きゅうりの古漬けなどと合わせて乳酸発酵させたもので「ごはんの漬物」とも言われています。
お品書きにある「鶏活部煮」は、『鶏治部煮』の誤植と思われます。
「JRグループ協定旅館ホテル連盟東日本地域本部 秋田・津軽支部 こまち会」の津軽地区会員旅館の女将が開発に携わったようです。
素朴な内容ですが、津軽の郷土料理盛りだくさんです。
すでに、終売のようです。
寝台特急『日本海』で京都に向かう途中、新青森駅で購入しました。
この旅はハプニング続きで、『旅の窓』では未公表です。
ウェルネス伯養軒の前身は、1850年(嘉永3年)に現在の宮城県仙台市青葉区国分町に開業した大泉屋旅館というから歴史は古い。
1890年(明治23年)大泉屋弁当部を設置し仙台駅構内で営業を開始し、その後駅弁の他、列車食堂にも進出した。
1938年(昭和13年)には、精養軒(上野)・東松亭(大阪、後の水了軒)・みかど(神戸)・東洋軒・共進亭等が共同で出資した日本食堂株式会社に列車食堂部門を譲渡し、1942年(昭和17年)に有限会社伯養軒設立し、東北地方最大の駅弁業者となった。
しかし、2005年(平成17年)に債務超過に陥った旧伯養軒の事業を引き継ぐため、現在の会社が設立された。
1890年(明治23年)大泉屋弁当部を設置し仙台駅構内で営業を開始し、その後駅弁の他、列車食堂にも進出した。
1938年(昭和13年)には、精養軒(上野)・東松亭(大阪、後の水了軒)・みかど(神戸)・東洋軒・共進亭等が共同で出資した日本食堂株式会社に列車食堂部門を譲渡し、1942年(昭和17年)に有限会社伯養軒設立し、東北地方最大の駅弁業者となった。
しかし、2005年(平成17年)に債務超過に陥った旧伯養軒の事業を引き継ぐため、現在の会社が設立された。
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