旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション55 「潮さい三陸あわび弁当」(一ノ関駅)

2022-01-02 11:44:28 | 駅弁コレクション

潮さい三陸あわび弁当】(一ノ関駅)
                            2022.1.2投稿

2007年(平成19年)10月14日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,300円
                      [製造元](有)あべちう


 掛紙に紐掛け。掛紙のデザインも昭和を感じさせます。


 御飯は岩手県産ひとめぼれの茶飯の上に甘辛く煮たくるみが載っています。
 おかずはメインのにアワビが貝に盛り付けらられ、レモンと菊の花・春雨・キクラゲの酢の物が添えられています。
 小さな仕切りには、とろりとした豚肉の角煮。その隣には、ぎんなん・ぶりの照り焼・卵焼き・ミニトマト・桜大根・ナス漬が入っています。
 煮物は、筍・人参・コンニャク・鶏肉・椎茸・栗・絹さやです。


 小ぶりなアワビが1個分切り身で入っています。
 『潮さい三陸』以上に、地元一ノ関の食材が沢山使われているのには驚きました。

2010年(平成22年)10月10日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,300円
                      [製造元](有)あべちう


 中身は前回購入した物とほとんど同じです。
 御飯は岩手県産ひとめぼれの茶飯の上に甘辛く煮たくるみが載っています。
 おかずは、ぎんなんを添えた煮あわび。菊の花・春雨・キクラゲの酢の物。ぶりの照り焼・ミニトマト・オレンジ・豚の角煮。煮物(蓮根・人参・コンニャク・椎茸・栗)と茎わかめ。香の物は、桜大根・ナス漬です。


 『潮さい三陸』を気にしなければ。そこそこ満足できる駅弁です。

 製造・販売の(有)あべちうは、1890年(明治23年)4月26日、一ノ関駅開業の10日後から構内営業が許可された老舗です。
 1951年(昭和26年)からは一ノ関駅の東北本線ホーム駅そば「あべちう」も営業を始めました。
 しかし、2020年(令和2年)4月11日より休業し、そのまま廃業しました。


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