Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

98年タホ 車検と水漏れ修理です。

2020-08-21 10:47:11 | 日記
S氏所有の98年タホ、車検と合わせて水漏れ修理等やらせて頂きます。



水漏れしてるのは以前からわかっていたのですが、作業がパンパンで待っていただいてました。

車検で何するにしても安心してエンジンかけれるようにまずは水漏れ修理から始めます。



写真ではわかりにくいですがEGRバルブの右奥、クーラントが漏れた形跡があります。

スロットルバルブを外して





インテークマニホールドも外していきます。

燃料ラインのねじが1つついていません。



奥側です。↑ 奥のねじ山が錆びていてねじがつけられていないのがわかります。

アッパー側を外すとインジェクターが見えてきます。



ロア側を外すと、やはりガスケットが抜けています。







今回は抜けたガスケットから漏れたクーラントがエンジンの外だけでなく、中にも侵入していました。

リフターバレーやバルブカバーの中も乳化したオイルが付着しています。



外したマニホールドは汚れがひどいのでサンエスに浸けて洗います。





スロットルバルブもかなり汚れてますので掃除します。





洗い終わりましたら新しいガスケットキットで組んでいきます。



今回マニホールド外すついでにインジェクターも換えてくださいとのことでしたので対策品のインジェクターに交換させていただきます。



そのほかディストリビューターのねじが止まるところもクラック発見



対策部品が出てますのでこれで補修します。



この車両はS氏が購入されて初めての車検ですがディストリビューターも納車整備で確認してないのでしょうか?

ありえない状態でした。

 

キャップの中のセンターターミナルは焦げてなくなっていますし、ローターは三日月みたいに削れていました。

ほかの部分もより一層の注意で確認していきたいと思います。

まだまだ続きます!

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