Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

C10と国産車続々です。

2016-02-28 09:42:29 | 日記
しばらくブログサボりましたね、、、、

T氏所有の70年C10を進めながら国産車を何台かやっていました。


まずはC10から

今回フロントブレーキをドラムからディスクに仕様変更です。

フロントブレーキは終わりましたが確認のため開けたリアブレーキがもう残量がなく、せっかくですのでホイールシリンダまで交換させていただく事となりました。

ブレーキシューを外してみるとブレーキにはまわっていませんがブレーキフルードも漏れています。



時間の問題でしたね。

新しいホイールシリンダ、ブレーキシューでオーバーホールして、ブレーキ調整も済ませます。



ここでパーキングブレーキ兼用リアドラムブレーキの調整についてです。

このC10のようにリアがドラムブレーキで足ブレーキとパーキングブレーキが兼用のタイプはブレーキ調整が必要です。

一応自動調整機能も付いていますが、ブレーキが利かなくならないようにするぐらいの甘いものですのでブレーキを分解する際は直接手で調整してやることが必要です。

パーキングブレーキの調整箇所は大体2箇所、ドラムの中のアジャストロッドとパーキングブレーキワイヤーです。

手順としてはまずアジャストロッドできっちりブレーキ調整して、そのあとでパーキングブレーキワイヤーを調整して遊びを調整します。

ですからワイヤーはブレーキ自体の調整で使うところではありません。

このC10もそうでしたが、面倒だからでしょうか??パーキングブレーキワイヤを目いっぱい短く調整してあります。

でたらめですのでワイヤーを一度全部伸ばしてアジャストロッドで調整しなおし、次にワイヤーを調整して適正な引き代にもって行きます。

これでパーキングブレーキのフィーリングも向上しました。


4輪からブレーキフルードのエア抜きをしてとりあえず車体を降ろします。



気がかりでしたフロントの出ずらもいい感じにフェンダーに収まりひと安心です。


大きなブレーキの仕様変更ですので日中は他の作業を進め、夜に試運転して確認の繰り返しになります。



Bさん所有のエスティマ車検です。



年間走行距離5000キロと、あまり乗られていませんのでブレーキ等消耗品は掃除と調整で済みますが一つ問題が、、、、

ブレーキランプが点きません

ブレーキランプの所まで電源が来ていませんので、ブレーキランプスイッチのカプラーを抜いて直結させると点きました。

スイッチ不良ですので交換します。

ブレーキペダルの根元についていますのでばらしていきます。



部品交換して調整、無事に車検も取れました。




続きましてWさん所有のセレナ、ウインカーとハザードが点かないので修理です。



こちらはウインカーリレー(フラッシャーユニット)不良でしたので交換して納車です。



国産車の足元もぐる作業が続きます。


O氏所有のクロスロードの車検もやらせて頂きます。



忙しいのでO氏自身にも手伝ってもらいます。(彼は昔からの友人で、ホ○ダのメカニックあがりです)

こちらも無事終了

夜はC10の試運転に出かけます。

いい感じ、、、、、持ち上げてフルードの漏れ、ブレーキの引きずりを確認しますが問題なし。

明日に続きます。

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大島ツーリング

2016-02-16 17:46:08 | 日記
先週の日曜日、モーニングクルーズで山口の周防大島のアロハオレンジに行ってきました。

今年初のツーリングですので近場の軽いものにしました。

毎回気をもむ天気ですが今回も例にもれず週間天気予報は雨、、、

前日の夜もバケツをひっくり返したような雨でこりゃだめかな、、、、の雰囲気でしたが朝起きるとやんでます。

急いで支度して洗車し、待ち合わせ場所の山陽道、宮島サービスエリアに向かいます。



少し雲はありますが十分ツーリング日和です。


第一次集合の宮島S.A.を出発して、山口の玖珂での第二待ち合わせ場所で全員集合です。



ここからは下町でゆるゆる走っていきます。

私は最後尾を走ったのですが前を走るシボレー軍団は迫力ありますね。




開店30分前には到着、駐車場でくっちゃベリながら開店を待ちます。



以前もここに来ていますので内容は割愛させていただき、食後はデザート&お土産購入のため道の駅へ立ち寄ります。



広い駐車場ですので一列にづらーっと並べます。

どんより天気ですがオーラが出ています(見えません??笑)


最後にビーチサイドに並べて写真を撮ります。




今回参加いただきました皆様です。


00タホ  I氏




96タホ   M氏




00シルバラード  S氏




96タホ  O氏




93C1500  H氏




97タホ  K氏




99サバーバン  S氏




95サバーバン  K氏




89C1500  K氏




99タホ For Sale




99サバーバン  O氏(途中早退されましたのでここでの写真がありません、すいません)




85C10  スタッフM



寒くなってきましたので少しはやめに下道組、高速組に分かれて解散です。

この度もご参加、ご協力いただきました皆様有難うございました。

次回は毎年恒例3月のアレですよ!!

よろしくおねがいしますね!!


ちなみに今回も全車ノートラブルでした。(新記録更新中

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そろそろ走りたくなる季節ですね!

2016-02-15 10:04:11 | 日記
昨日は東京地方25度近くまで気温が上がったとのニュースを見ました。

暖かくなればツーリングやイベントシーズンですね。

今年も鈴鹿ストリートカーナショナルズをはじめ色々なイベントの参加して行こうと思います。


まずは70年C10、T氏所有の続きです。

今回はフロントディスクへの交換ですが、エア抜きのためリアもばらして確認します。

するとリアのブレーキシューも残量がありません。



オーナー様にお伝えしてリアもオーバーホールさせて頂くこととなり、部品を注文します。

リアを持ち上げて車の下にもぐって確認するとセンターサポートも割れてしまっています。



こちらも交換しか方法がありませんので部品注文です。


進めれるところもありますので進めていきます。

燃料漏れがひどかったポンプも交換、中のロッドも交換します。



かなり使い込まれていますね、、、



カーターのポンプを使います。


部品待ちの間

K氏に注文いただいていますディストリビューターもサンドブラストがなおりましたのでブラストかけて



分解します。


こちらはK氏に購入いただきましたR2、整備が間に合わないので取り合えず乗っていただくため洗車して一時お渡しします。




先日スタッフMが購入しました85年C10、絶好調とのことで業販で引っ張りましたがとてもじゃないけど絶好調ではありません。

ツーリングを控えてますのでお待たせしている皆さんには申し訳ありませんがとりあえずちゃんと走れるよう最低限の整備をさせていただきます。

まあ原因としてはプラグワイヤーが2本死んでいて、ディストリビューターのセンターターターミナルがこげてなくなっています。





調子悪いのをごまかすためか??アイドリングも高くてギアをドライブに入れるたび後ろからオカマ掘られたようなショックです。

キャブ調整をやり直しサビサビのバルブカバー、エアクリーナーも交換です。





これでしばらくは乗れるでしょうから後は手が空くのを待ってもらいます。


タイトルにもありますツーリングに昨日行ってきましたのでその模様は後日に!!


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C10を進めながら

2016-02-09 09:02:13 | 日記
基本C10を中心に作業していますが、他にも入庫いただきますのでそちらもやっていきます。

まずは法人様O様のハイエース、パワステ不良です。

パワステが全く効かないと連絡いただいたので現場に確認に伺います。

現場でエンジンルームを覗くとパワーステアリングオイルが入っていません。

リザーバータンクからパワステポンプに行っているホースが湿っているので、ここが怪しいですが修理になるとお預かりしなくてはいけません。

どうしても翌日お使いとのことですのでパワステオイルを補充して後日お預かりにさせていただきます。

 
翌日お使いになった後、引き取らせて頂き工場で確認します。



やはりタンクからのホースがオイルまみれで、その下に漏れたオイルが溜まっています。

作業しにくく、見えにくいところですので鏡を突っ込んでも漏れているところが特定できません。

ですのでとりあえずホースを外して確認します。



パット見ピンホール等も開いていなく悪くなさそうですが、曲がりの部分を伸ばしてみると発見です。



ここから少しずつ漏れていたようです。

新しいホースに交換させていただき、オイルを注入してエンジンスタート。

パワステオイルのエア抜きをして漏れを確認、大丈夫です。

漏れていた後を高圧洗浄機で洗って納車です。

20万キロ超えのハイエースは侮れませんね!!


続きまして予防整備でディストリビューターの交換を依頼いただいてますK氏のタホ、作り置きのデスビがありませんので作っておきます。



が、ベースプレートの掃除でサンドブラストを使おうとしたらペダルに不具合が、、、、

部品を手配しますので作業中断です。


こちらはクーラントが汚くなっているからと交換に来て頂きました95年サバーバンのK氏、お手伝いして頂いてます。



ラジエターにドレーンコックが付いていますからそこから抜くのがいいのですが、緩める時にそのコックが折れたりすることもありますので高年式以外は上から抜くことが多いです。

もちろんコック折れのリスクを説明させて頂いた上で下抜きを希望される場合は下から抜かせて頂きます。

画像のように手漕ぎのポンプでも十分しっかり抜けますので問題はないと思います。

ATFの交換のようにクーラントを足してエンジンをかけて温めて、再び抜いてを繰り返しきれいにしていきます。

汚れていましたリザーバータンクも外して掃除、綺麗になりました。



クーラントは2~3年でその能力がなくなるというデーターがあります。(WAKO’S発表)

サビ色がひどくなるともうどうしようもなくなってしまいますので定期的交換をお勧めします。


C10の方は、ドラムからディスクへの交換でスタッドを長くしないといけないので打ち換えます。



右が今までのもの、左が今回のロングスタッド

マスターバックを取り付け



マスターシリンダも取り付けます。



フロントのブレーキホースに問題が出てしまいましたので部品を注文すべく検索です。

今週中には走り出したいのですが、、、、、、


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C10 ブレーキ続きです。

2016-02-03 13:28:11 | 日記
T氏所有のC10 ブレーキ続きです。

仮組みも終わり組みつけていけそうですので部品の塗装をしていきます。

ブレーキキャリパーは軽く塗装してあるようですが、マスターシリンダやマスターバックは未塗装ですので塗装します。

鉄の部品ですので塗装しておかないと早い段階で錆びてまっ茶色になってしまいます。

部品を脱脂してマスキング、塗装の下準備をします。



塗装してあるキャリパーですがこちらも塗装しなおしますので足付けして脱脂、マスキングします。




金色のマスターバックもエンジンルーム内で主張しすぎますので塗装します。




まずはサーフェーサーで下塗りします。



マスターバックは黒にしますのでいきなり黒で塗ってもいいのですが、長持ちしてもらうよう下塗りしておきます。


キャリパー、マスターシリンダはシルバーにしますので、サフェーサー入れた後、シルバーで塗っていきます。




今回は色の指定をいただいていませんので当方の好みで塗らせて頂きます。


エンジンルームをギラギラさせたければ派手色で塗るのも手なんですが、この車の外装の雰囲気やエンジンルーム内の雰囲気から黒&シルバーにすることにしました。

今回は色で目立つのではなく、さりげなく綺麗という方向で行くことにしました。


マスターバックとコンビネーションバルブのステーは黒で塗り




マスター、キャリパーはクリアを塗っていきます。




当方塗装はアマチュアですのでほどほどの仕上がりですが、すぐに錆びちゃうよりはいいでしょう、、、、、、


乾けば組んでいきます。

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