いよいよ大晦日!!
相変わらず1年が早い、、、、、
今年は31日くらい休んでやろうと思ってましたが貧乏性が災い、出社です。
ここのところの作業です。
いつも入庫いただいていますK氏のアストロの車検です。
いつも点検整備させていただいていますので今回はさらっと車検です。
ブレーキ、エンジン周りも大丈夫ですが、ヒーターバルブより若干の水漏れをしています。
クーラントも錆が出て、薄くなっていますので交換、濃度も調整します。
アストロのここはよくもれていますのでアストロオーナーさんは一度確認してみてくださいね。
それとフロントリンケージのグリスアップをいたします。
うちで車検整備、定期点検をしていただく場合は必ずグリスアップさせていただいています。
ボールジョイントは永久にもつものではないですが、定期的にメンテしてやれば長持ちはすると思います。
続きまして、これまた常連様 I氏のC1500フロントブレーキ、足廻り整備です。
ブレーキのかかり始めにハンドルを右に取れれるのと、ハンドルの遊びが大きいので修理です。
確認の為ブレーキをばらしていきます。
とてもひどいという状態ではありませんがレコード状のローター面ですので、ブレーキのオーバーホール時にはローター研磨をお勧めします。
厚みも十分ありますので新品交換はせず研磨です。
パットも一緒に交換させていただきますので、ブレーキのタッチやペダルの蹴り返しには効果絶大ですね。
一般的に今まで使っていたローターのほうが新品より焼きが入っているので強いといわれます。
研磨の回数には限りがありますがブレーキのタッチが気持ち悪い方、やってみてはいかがですか?
また、フロントハブベアリングも汚いので掃除、します。
しばらく掃除してないのでしょうか?結構汚れています。
洗い油にて汚れを洗い流し、新しいグリスを入れて組み付けます。
ローラー部分に傷等ありませんのでベアリングは再使用、ハブシールと割りピンのみ交換します。
続いて片効きの素のキャリパーオーバーホールです。
当方はこの手の消耗部品はACデルコ製をお勧めしています。
ピストンを抜くと少し擦り傷が、、、、、
シリンダーを慣らしてくみ上げます。
この際キャリパーのシールキットとスリーブキットの両方を交換するようにしています。
このブレーキシステムの場合、キャリパーピストンが正常に動いてもスライドピンをスムーズに移動しないと十分な制動力は得られません。
しかもこの部分の動きが悪い車は多いですよ。
パットの内外の減りが著しく違う場合は疑ってみましょう
組み付けるとこんな感じ!
急いでましたので画像が十分ないですがアイドラーアーム、ピポット、ピットマンアームも交換です。
ハンドルフラフラする方はここをチェックです。
ボールジョイントにガタがあると思いますよ。
ここまで作業させていただき、納車です。
年明けにフロントアライメントを取らせていただき作業終了の予定です。
今年も沢山のお客様のおかげで何とか一年やってくることができました、ありがとうございました。
(年内手がつけれなかった皆様申し訳ありませんでした)
来年も皆様のご期待、ご要望に応じていけますよう、がんばっていきますので宜しくお願いいたします。
それではよいお年を!!
まったくの不定期更新にもかかわらずお付き合いいただきました皆様、ありがとうございました。