Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

今年もありがとうございました。

2011-12-31 17:43:06 | インポート

いよいよ大晦日!!

相変わらず1年が早い、、、、、

今年は31日くらい休んでやろうと思ってましたが貧乏性が災い、出社です。

ここのところの作業です。

いつも入庫いただいていますK氏のアストロの車検です。

いつも点検整備させていただいていますので今回はさらっと車検です。

ブレーキ、エンジン周りも大丈夫ですが、ヒーターバルブより若干の水漏れをしています。

クーラントも錆が出て、薄くなっていますので交換、濃度も調整します。

 

アストロのここはよくもれていますのでアストロオーナーさんは一度確認してみてくださいね。

 

それとフロントリンケージのグリスアップをいたします。

うちで車検整備、定期点検をしていただく場合は必ずグリスアップさせていただいています。

ボールジョイントは永久にもつものではないですが、定期的にメンテしてやれば長持ちはすると思います。

 

続きまして、これまた常連様 I氏のC1500フロントブレーキ、足廻り整備です。

ブレーキのかかり始めにハンドルを右に取れれるのと、ハンドルの遊びが大きいので修理です。

確認の為ブレーキをばらしていきます。

とてもひどいという状態ではありませんがレコード状のローター面ですので、ブレーキのオーバーホール時にはローター研磨をお勧めします。

厚みも十分ありますので新品交換はせず研磨です。

パットも一緒に交換させていただきますので、ブレーキのタッチやペダルの蹴り返しには効果絶大ですね。

一般的に今まで使っていたローターのほうが新品より焼きが入っているので強いといわれます。

研磨の回数には限りがありますがブレーキのタッチが気持ち悪い方、やってみてはいかがですか?

 

また、フロントハブベアリングも汚いので掃除、します。

しばらく掃除してないのでしょうか?結構汚れています。

洗い油にて汚れを洗い流し、新しいグリスを入れて組み付けます。

ローラー部分に傷等ありませんのでベアリングは再使用、ハブシールと割りピンのみ交換します。

 

続いて片効きの素のキャリパーオーバーホールです。

当方はこの手の消耗部品はACデルコ製をお勧めしています。

ピストンを抜くと少し擦り傷が、、、、、

シリンダーを慣らしてくみ上げます。

この際キャリパーのシールキットとスリーブキットの両方を交換するようにしています。

このブレーキシステムの場合、キャリパーピストンが正常に動いてもスライドピンをスムーズに移動しないと十分な制動力は得られません。

しかもこの部分の動きが悪い車は多いですよ。

パットの内外の減りが著しく違う場合は疑ってみましょう

 

組み付けるとこんな感じ!

急いでましたので画像が十分ないですがアイドラーアーム、ピポット、ピットマンアームも交換です。

ハンドルフラフラする方はここをチェックです。

ボールジョイントにガタがあると思いますよ。

ここまで作業させていただき、納車です。

年明けにフロントアライメントを取らせていただき作業終了の予定です。

 

今年も沢山のお客様のおかげで何とか一年やってくることができました、ありがとうございました。

(年内手がつけれなかった皆様申し訳ありませんでした)

来年も皆様のご期待、ご要望に応じていけますよう、がんばっていきますので宜しくお願いいたします。

それではよいお年を!!

 

 

まったくの不定期更新にもかかわらずお付き合いいただきました皆様、ありがとうございました。


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年末に向けて

2011-12-25 10:13:07 | インポート

追い込みで忙しいです。

年内にあげたい仕事も全部こなせそうにありません。

ご迷惑おかけします。

とりあえず31日まで営業いたします。年始は4日よりはじめますのでお休みの方は覗きに来てくださいね!

 

先日書きましたダッジラムの続きです。

水漏れの場所は室内です。

ヒーターコアを疑っていますので確認の為バラしていきます。

ヒーターのケースよりぽたぽたと水がたれてきますのでヒーターコアで間違いないでしょう。

部品もすぐ入らないのでもう一度組みなおし、見積もりを作ります。

 

続いてコルベット用、強化ミッションを製作します。

C4コルベット383に積むように以前組ませていただいたのですが3-4クラッチが滑ります。

今度は滑らないよう強化部品&クラッチ増量の容量増しで対応します。

上の写真、ストックの2-4バンド、下が強化品です。

3-4クラッチも上が焦げて滑っている今回のもの、下が今回使用するものです。

多板クラッチは枚数を増すことで総面積が増え→容量アップにつながります。

決められた厚みに収めながら枚数を増やしますので1枚1枚の厚みは薄くなります。

このほかサ-ボもコルベットサーモを使ったり一般的に400馬力対応のメニューでくみ上げます。

決まって欲しいです(車に載んでガンガン乗ってみないと分からない部分もありますので、、、、)

 

そのほか先日車検前整備をさせていただきましたT氏のC1500の再整備です。

ブレーキ鳴き、、、、、しています。

ブレーキの効きには関係ないのですが、不快ですので修正です。

ドラムとライニングの相性、当たり具合によっておこるのでしょうが、こうやれば永遠に鳴かない、、、、、というものはありません。

通常ドラム研磨して、ライニングを新品にするのですが今回はもう一度あたりを取り直します。

左が当たり取り直したもの、右が外したままのものです。

チョークを塗ってドラムを回し、あたりのおかしいところを削ってあたりを均一にしていきます。

あわせてシューの端の部分、ドラムのふちに近いところも軽く削っていきます。

再び組み付け→調整→試運転。

今のところとまっています。

これで駄目なようならドラム研磨になるでしょう、、、、、、

 

無事車検も取れ、洗車します。

零くんはストーブであったまります。

大分大きくなりましたねぇ


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ツーリング、、、、行きたいですね。

2011-12-12 23:19:52 | インポート

先日第二土曜日はいつものミーティングです。

一時台数も減ってしまってましたが、ちょっとづつ盛り返しの傾向にあります。

この寒い中、忘年会シーズンの中集まりました皆さん、お疲れ様でした!(中には忘年会が終わってから駆けつけてくれる方もいらっしゃいました勿論ノンアルコールです)

かぜひかないようにしてくださいね。

デジカメ忘れたので画像無しです

 

次の日曜日!

ツーリング先探しかねて軽く走ってきましたよ。

先日は九州方面でしたので今回は岡山方面です。(第二土曜日の次の日曜日はお客さんがいらっしゃらないのでチャンスです

 

まずは先日お客様に教わりました倉敷アリオに出来ましたKrispyKremeです。

東京で師匠につれてっていただき美味しいのでまた食べたいんですが広島にはないのであきらめていたんですが岡山なら何とかいけますね。

すごい行列でしたので変わったものは注文せずにノーマルで!!

まあこれが一番美味しいんですけどね。

さめてもレンジで8秒間チーンすればまたまた美味しいです

ショッピングモールは人が多すぎるのでパス!

次の目的地に向かいます。

 

岡山道を上って備北丘陵公園へ

ここは今イルミネーションをやってます。

ローカルテレビでやってましたが本物はきれいですね。

結構歩かされましたが空気も美味しく、久々の本格的散歩ができました。

 

駐車場でパチリ

 

この日はちょうど花火もやってました。

五分間と短く、さびしいものではありましたが冬の花火、、、、、、、珍しくていいですよ

 

途中走るのに最高なポイントも多々発見!

今度はみんなで走りたいですね。

 

上の動画が見れない方、こちらをどうぞ!!

山陽道を岡山方面へ 69エルカミーノで走ってます。

足回りがフラフラで見難いですが、音と雰囲気だけでもどうぞ!

80キロ巡航の気持ちよさが伝われば、、、、と思います。

 

そして最近の零くん

ファンヒーターが大好きで離れないのですが、私がパソコンいじりだすと近くに来てゴロンします。

かわいいやつですよ!

 

さーーーて

明日からの仕事です。

 


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95年 C1500 車検です 

2011-12-08 00:11:14 | インポート

久々にC1500 Pick up の車検です。

車検満了日まで1ヶ月ちょっとありますのでとりあえず整備をさせていただき、後日車検取得します。

まずはブレーキです。

リアのドラムブレーキはブレーキダストは出ているものの、シューの残量も十分ですし、当たりも均等に出ています。

こちらは掃除→ペーパーがけ→グリスアップ→調整と進めます。

続いてフロントですが、ハブのガタもなくいい状態です。

純正タイプのリベット止めと違いパフォーマンスフリクション製のパットはぎりぎりまで使えますのでこちらも残量は十分です。(とは言ってもパットは減ってくると効きが悪くなりますので早めの交換をお勧めしますよ)

パットももちろん掃除&グリスアップですがもう一つ大事なのはスライドピンの掃除とグリスアップです。

ここが錆びたりして動きが悪くなるとパットの方べり、制動力低下につながりますのでしっかり整備しておきましょう。

 

その他お客様より要望がありましたデフオイル交換、ATF交換です。

以前も書きましたがこのタイプはデフオイルにオイル抜きのドレーンコックがついていませんので、デフキャリアカバーを外してオイルを抜きます。

そこでラッキーなものを発見!!

そうです!LSD入りでした!

先日のC1500もそうでしたがここのところLSD率、、、高いですね!

こりゃぁTwisted Works ドラッグレース部設立ですかね

ファイナルは3.7とちょっとローギアードですがピックアップも良く気持ち良いです

もともと大排気量でトルクに多少の余裕がありますからファイナルレシオ3.4でも十分気持ちよく走ります。

この車は出足がちょっと太く感じるのは3.7レシオの影響もあるんでしょうね

 

続いてATF交換です。

以前オイルパンを外しての交換をさせていただいてますので今回はチェンジャーにての上抜きです。

そんなに汚れてはいませんでしたが、8L使わせていただきとてもきれいになりました。

少しでも長持ちして欲しいですし、こまめにATFを交換するとどれくらい長持ちするのか興味深々です

 

フロント足廻りのグリスアップもいたします。

オーナーのT氏は出来ることは自分で作業されますのでグリスの状態も良いです。

ちなみに上の写真のドリルドローターもご自分で製作されています。

 

エンジン、オートマに異常がないか、、、、各種センサー類はちゃんと仕事しているかを確認して作業終了です。

これで一度納車させていただき、後日車検を取りに行きます。

 

話は変わって最近の「零」です。

ぱらぱらと毛が抜けるんですが、抜けた自分の毛は自分で掃除!!

決してコロコロで遊んでる訳ではありませんよ

 

 


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オートマから大径ホイールまで

2011-12-02 00:39:41 | インポート

先日からはじめていますタホのヘッダース交換です。

当方は通常加工のしやすさ、ロードクリアランスの確保等々の理由よりショーティーを使いますがこの車両はフルレングスです。

取りあえず外しにかかりますがフランジのボルトがついてないのを発見。

振動も多いので緩むのでしょうか?

なんにしても改造車は改造後、色々と点検が必要ですね!

乗りっぱなしというわけには行きません。

続いて本体を外すのですがシリンダヘッドのフランジボルトを抜くのは多少大変なのですが、外した後抜き出すのがもっと大変です。

知恵の輪のように色々角度を変えてやっと抜き出します。

中途半端な体勢での作業に腰が悲鳴を上げます。

反対側も抜き取ればあとはフロント側より作っていきます。

 

その間にハリアーのタイヤローテーションです。

当方はタイヤチェンジャーがありませんので外注に出しますが、24インチ25扁平のタイヤを組めるところはそうそうありません。

通常フロント、リアホイールは同じサイズのものが多いのですがこの車両はツライチにするためフロント側のホイールを加工してありますのでホイールごとのローテーションは出来ません。

通常の3倍くらいの時間を2人がかりでやってもらい終了!

一応バランスも取れましたので後は実際の走行でブレが出なければいいのですが、、、、

一般道でのチェックはオッケイでしたのであとは高速道路がどうかです。

ブレ、、、、出ませんように!!

 

そのほか業者様より依頼のオートマオーバーホールも進めます。

もともと当方に入ってくるオートマは壊れたから入ってくるのですが、壊れた部位によりかかる手間が大きく違います。

今回は96年サバナですが結構ひどい、、、、、、、

オイルパンをはぐってみると金属のかけらが多量に出てきます。

中にはローラーベアリングのローラーもありますね。

こいつが曲者で、ギアの間に噛むとプラネタリーギアがロックして余計な部分も壊してしまいます。

今回はその典型的な例、、、、一番大変なパターンです

リアクションシェルのスプラインはぶち切れて、、、、、、、

プラネタリーギアは歯がガタガタになってロックしています。

コレではアウトプット側はほとんど交換しなければいけません。

各パーツのいろんなところに金属片が入り込んでいますので洗い、掃除もいつも以上の点検、洗いが必要です。

本日はここまで!

明日は組み立て始めます。

今回のケースはどちらかというとまれですが、誰にでも起こりうることだと思います。

次の休みにオートマオイルの量、、、、、、確認してみてはいかがですか?

規定量の上質なオイルが入っていれば大きく壊す可能性は減ると思いますよ。


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