Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

構造変更

2014-04-29 21:40:50 | インポート

H氏に購入いただきました96年、シボレータホショートです。

現在8ナンバー(キャンピング)抹消なのですがご本人の希望で1ナンバーへの変更しての納車になります。

 

8ナンバーキャンピングはその名のとおりキャンピングカーとしての装備が備わっていなくてはいけません。

たとえばシンク(流し台)、コンロ、就寝のためのスペースと設備、などが必要ですが、今回の1ナンバーは貨物自動車ですので貨物自動車として必要な装備に交換する必要があります。

貨物自動車として必要なのはもちろん物を積むスペースですね。

ロングのタホでしたらラゲッジスペースが広いので多少楽なのですが、ショートの場合多少面倒になります。

1?の荷室空間が必要ですので2列目のシートを前に出してやる必要があります。(ボディー形状がトラックの場合また少し違います)

シートを前にずらして固定するためのブラケットを作り、シートが動かないよう固定します。

また、リクライニングもしないよう背もたれを直角の状態で固定します。

乗車定員も減らしたくないとの事ですのでこのようにしなくてはいけません。

もちろんシートベルトも使えるようにリロケートします。

前から見るとこの狭さです。

2列目のシートがかなり前に来たのが分かりますかね??

2列目のシートはもう少し後ろでもいいのですが、車検場ですんなりいくように、めいっぱい前に出しました。

 

その他GVW(車両総重量)に見合うだけのタイヤ、ホイールを履かせて検査場に!!

時間はかかりましたが無事終了、はれて1ナンバーの普通貨物、6人乗りタホショートの出来上がりです。

文章にすると簡単に聞こえますが、事前に車検場の検査官にどうしたら構造変更できるかなどの相談したり、保安基準の本で調べたり、結構時間がかかりました。

明日の納車に向けてあとひとがんばりです。

 

お知らせのコーナーです。

皆さんはもうゴールデンウィークに入られましたかね???

当方は5月3日のみツーリング&ミーティングのためお休みいただきます。

その他は営業しますのでよろしくお願いいたします。


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ゴールデンウイークまであと少しですね

2014-04-25 08:04:08 | インポート

もう少しでゴールデンウィークですね。

それまでに納車できるものは、、とがんばっています。

まずは法人のWさんマークX 車検です。

消耗品も十分あり、ブレーキフルード、エンジンオイル、エアクリーナーエレメントの交換くらいで済みました。

ブレーキは前後とも掃除と面取りでいいのですがリアのショックアブソーバーがオイル漏れをしています。

とりあえず掃除して納車ですが、見積もりつくって後日整備をお勧めします。

 

H氏に購入いただきましたタホも構造変更の準備して

 

Fさんに注文いただきましたムーブカスタムも入庫しました。

 

S氏サバーは

ロアーインテークマニホールドを載せてオイルクーラーとオイルフィルターを取り付けあらかじめオイルをエンジンに回す作業をします。

今回はエンジンのメタルがエンジンオイルに多量に混入してますのでオイルクーラーやオイルクーラーラインは十分掃除する必要があります。

せっかくリビルトしたエンジンでも、オイルクーラーに異物が混入しているとすぐにエンジンをおかしくしてしまいます。

 

エンジンに新しいエンジンオイルを入れてオイルポンププライマーでエンジン全体にオイルを回しておきます。

ディストリビューターのささっている穴より↑の工具を差込み、直接オイルポンプを駆動して潤滑させます。

最初は軽く回るのですが、徐々にオイルポンプに負荷がかかり音が変わってきます。

シリンダヘッドにオイルが回ってくるのを目視確認するためバルブカバーは外しておきます。

きちんとオイルが回ってくるまでしっかりと回してやります。

あと少しです!

 

本日は夜会合がありますので少し早めに閉店します。さて、やりますか!!


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超バタバタです。

2014-04-22 22:57:53 | インポート

毎年のことですがこの時期は色々とイベントが始まりますので超バタバタです。

作業日記のほうもかなり溜まってしまいましたので少し進めておきます。

 

まずは岡山のK氏所有のタホ、車検です。

いつもコツコツと作業させていただいていますが、車検を当方でやらせていただくのは初めてです。

まずはブレーキです。

フロントは少し前にかっちり整備させていただいていますので今回は掃除で済ませます。

で、前回手を入れていないリアに少し問題が、、、、

ブーツ破れです。ベンガラ色の液体パッキンが塗ってあるので以前整備した所で応急処置したんですかね??

このまま使うのはまだいいのですが、パット交換でピストン戻すときはオーバーホールが必要ですね。

パットはもう少しありますのでパット交換の際、ローター研磨もあわせて作業したいです。

 

デフオイル等も確認、問題無しです。

続いてエンジンまわり、エンジンオイルを確認します。

下廻りはオイル漏れもなくいい状態です。

フィルターまで交換指示をいただきましたので交換です。

続いてスパークプラグです。

イリジウムプラグでまだ使えそうですので今回はねじ山掃除で再使用です。

いつもどおりねじ山にスレッドコンパウンドを塗って組み付けます。

今回はリアブレーキに気になるところがあった以外は問題無しでした。

また1年元気にはしってくださいね!!

ありがとうございました。

 

続いてO氏所有のサファリ、車検です。

引き取りに伺うと、なにやら車の下にオイルのようなものがたれているので確認、修理を指示いただきました。

その場で覗いてみるとエンジンのオイルパンに濡れた痕がありましたのでエンジンオイルの量を確認、問題ないので乗って帰ろうとしていましたら途中でまさかのノーブレーキに!!!

とてもじゃないけど自走は無理ですので積載車で積んでもって帰ります。

持ち上げてみるとブレーキパイプにピンホールが開いていました、、、、、

タイミングが悪ければ大惨事になるところでしたね、、、、、寒気がします。

こちらは見積もりを出してからの作業になりますのでひとまず保留です。

 

その他コツコツ進めていますS氏サバーバンですが

真っ黒なインマニ内部を

溶剤につけて洗浄

アクセサリーブラケットも洗浄後、サンドブラストにかけます。

塗装しますので余分なバリを削り取ります。

色は黒です。

 

先日下地作ったバルブカバーも色を塗るためまずはサフェーサーで塗装します。

こちらはシルバーにしますのでシルバーで塗装→クリア塗装します。

塗装作業を一気に進めたいのでK氏に注文いただきましたバルブカバーを赤で

I氏に注文いただいていますブレーキパイプをシルバー&クリアで塗装します。

どれもきちんとウレタン塗装ですが、塗装は本職ではないので多少大目にみてください

 

エンジンも入れていきます。

いつもどおり1番シリンダ圧縮上死点にてインストールです。

こまごまとしたものをかわしながら、徐々に降ろしていきます。

エンジンマウントに乗っけてさらにトランスミッションとドッキングします。

 

超バタバタは、、、、、続きます。

明日はマークXの、、、、、、、、予定です。

 

 


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地味作業です

2014-04-11 23:33:06 | インポート

引き続きS氏所有、サバーバンです。

汚れ取りしたバルブカバーに剥離剤を塗り、完全に塗装をはがします。

このように塗装が浮いてきますので、ワイヤーブラシで浮いた塗装をはがします。

肌につくとピリピリと痛いので取り扱いには注意が必要です。

次は念入りに水洗いしたものをサンドブラストに突っ込みます。

サンドブラストをかけることにより塗装の食い付きがよくなります。

元色をはがさずに上から塗装してもしばらくは綺麗なのですが、こうしておけば長持ちもしますし、より綺麗な仕上がりとなります。

 

エンジンマウントブラケットも塗装して

乾き待ちです。

 

待ってる間にエンジンのセンサー類を取り付けます。

エンジンを下ろす前にスキャナーにて各センサーが正常なのを確認していますので、今回は元々ついていたセンサーを再使用します。

エンジン積み換える際、センサー類を新品にするのは理想ですが、水温センサーやノックセンサーはあとからでも簡単に交換できますので予算を抑えるには効果的です。

たったこれだけの作業ですが1日かかります。

地味ですが、大事な作業です。

 

明日はマリーナ集会ですので早めに終わらせていただきます。

参加される方は現地集合でもかまいませんがここ出発は8時の予定です。


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サバーバン続きです。

2014-04-10 21:15:02 | インポート

S氏所有のサバーバン、エンジン入れ替えの続きですが、バルブカバーも色を塗りますので下準備です。

油汚れを取り、天火干し、、このあと剥離剤で今の塗装をはがします。

2セットあるのはこの後入庫予定のK氏用に作っておくためのものです。

 

作業のほうは

排気にマニホールドやトランスミッションも取り外し、エンジンを抜き取る準備をします。

今回はエンジンの入れ替えですのでトランスミッション、プロペラシャフト、エキゾーストパイプ等は取り外しますが、取り出さずに作業します。

トルクコンバーターとフレックスプレートをとめているボルトも外していよいよ抜き取りです。

 

エンジンクレーンで吊り上げ、上から抜いていきます。

C1500シリーズはフード(ボンネット)を取らないでもエンジンが抜き取れます。

クレーンさえあれば助手がいなくても一人で取り出せます。

 

エンジンのいなくなったエンジンルームです。

この後セルモーターの配線をやり直して、エンジンルームを掃除してエンジンインストールです。

 

抜いたエンジンとこれから入れるエンジンとその車体です。

 

折り返しは過ぎましたね!

今回はエンジンの入れ替えと車検までやらせていただきます。

車検も一緒にやらせていただきますので効率もよく、すべてに責任がありますので責任の所在がはっきりしておりいいことだと思います。

自動車関係と言っても、ボディー修理、車検、一般整備、改造、と色々なジャンルに分かれます。

一般修理と言ってもブレーキ、エアコン、オートマ、マフラーとこまごまと分かれています。

いつも書くことなのですが出来ることなら一つのところでやられることをお勧めします。

とはいっても当方も板金塗装は他社に出していますがお客様から当方が承り、他社に出していますので内容は把握しています。

沢山の業者が絡むと、何もなければいいのですが、何か問題が起きたとき責任のナスリアイが始まります。

何度もそういう場面を見てきていますので間違いないですよ。

結局嫌な思いするのはオーナーさん、、、、、、です。

立ち回り次第では天国か、、、、地獄か、、、、、は、オーバーかもしれませんが皆様の素敵なカーライフお祈りしています。

 


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