Twisted Works Official BLOG

シボレーC1500、サバーバンを所有していますトラック好きの自動車修理工の作業日記です。

98タホ 終了に向けて

2022-08-11 08:34:24 | 日記
エンジン、ミッションも終わりエンジンをかけて慣らしていきます。

その間にブレーキ周りをやっていきます。

まずはリアから

強烈なブレーキ鳴きがしていますのでオーバーホールとドラムの研磨をしていきます。



ホイルシリンダは交換

新品のブレーキシューで組んでいきます。



フロントはペダルにキックバックが来る、ローターの偏摩耗の症状が出ていますので新品交換、ブレーキパッドも交換します。



キャリパーキットも交換してバッチリです。

ゆっくり慣らしをしていき約600キロの試運転の後、お渡しとなりました。

その間4回ほどエンジンオイルを交換、オイルフィルターも割って中を確認。

異常もなく長く乗っていただけるのではと思います。


その他、日々の作業もしています。

Sさん所有のビッツ ヘッドライトを磨かせて頂いたり



Aさん所有のプロボックス、車検整備をさせていただいたりしています。



この後はC10祭りが始まります!!

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98タホ エンジン終わってオートマオーバーホール

2022-08-09 08:57:27 | 日記
98タホの続きです。

エンジンの方は大方終わりましたのでオートマのオーバーホールです。

オートマ用のスタンドにかけて分解していきます。



ケースエクステンション、サーボ、バルブボディと確認しながらばらしていきます。



分解前に確認しないといけないのはインプットシャフトの遊びです。

トランスミッションを立てて測定します。



ダメなミッションはここが大体メーカー指定値から外れています。

今回は98タホのミッションの現物修理ではなく、当方在庫の99サバーバンのミッションを使います。



オイルパンの中もきれいでこのままでも使えるレベルですが、オーバーホールしてから積み込みます。

各部不具合の痕跡がないか確認しながら中身を全部取り出します。





オイルポンプも掃除、消耗品交換して



テフロンシール、ブッシュ類も打ち換えます。



オイルポンプ、リバースインプットドラム、インプットハウジングを組み終わったら、その三つを仮組みして低圧エアーでピストンの作動確認をします。



最初に測ったインプットの遊びが基準値から外れている場合シムで調整します。



バルブボディーをのせて



はしょりますが終了です。



オートマはエンジンと違い調整する部分が何か所かあります。

最初に書きましたインプットのクリアランス、各クラッチのクリアランスです。

どちらも調整するためのシムや、スチールプレートを持っていないとバッチリ調整することができません。

エンジンを入れて





補器類も取り付け



新品のコンバーターとリビルトミッションを組み込みます。



あとは鳴きのひどかったブレーキ周りです。








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ヴォーテック シリンダヘッド

2022-08-06 17:44:13 | 日記
タホの続きです。

クランク、ピストン、タイミングチェーン等入れ終わりましたのでヘッドをやっていきます。



バルブ、バルブスプリング、バルブシール等すべて外していきます。

インマニのボルトのねじ穴などはスレッドクリーナーですべてきれいにしておきます。



バルブシートも状態は良かったですが、すり合わせをしていきます。



今回はシートの状態も良かったのでエアラッパーを使わず、タコ棒でシコシコやりました。

ヘッド面をオイルストーンで慣らし、



ヘッドをのせていきます。



トルクレンチと角度締めで載せます。



新品のタイミングチェーンカバーを付けて



エンジンは大体終わりです。

次はオートマかな?




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98タホ フルコース続きです。

2022-08-05 17:45:25 | 日記
お久しぶりです。(笑)

インスタグラムでちょこっとアップするという手抜きを覚えてしまったのでこちらがお留守になってしまいました。

インスタはササっとアップできるのはいいのですがしっかり伝えたいことをわかりやすく書くのは難しいですね。

ということで、こちらに帰って(?)来ました。


さて、最後に書いた記事は98タホのフルコースですね、、、、、

とりあえず各部確認しながら全バラシしましたので組付けです。


エンジンブロックを掃除して、カムメタルを打ち込んでいきます。



最近のエンジンのようにシリンダヘッドにカムシャフトがある場合(OHC,DOHC)はベアリングキャップで上下から挟みますが、このエンジンのようなOHVはエンジンブロックにカムシャフトがあるので丸いメタルを専用工具で打ち込みます。



続いてクランクシャフトを新品メタルで組付けます。



その際プラスチゲージにてクリアランスを確認します。(すべての軸受けを確認します)



メーカー基準値に収まってますのでこのクランクは大丈夫です。

エンジンブロックのフリーズプラグも打ち抜いて交換。






駆け足ですが新しいピストンリング、コンロッドメタルでピストンも入れていきます。



ローラータイプのタイミングチェーンに交換します。

TBIまでよりボーテックのチェーンは高価です。



次はシリンダヘッドをやっていきます


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