先日のイベント時には大雨くらいましたが、その後は穏やかで気持ちのいい日が続きます。
長くお預かりしていましたエクスペディションも洗車して納車になりました。
オーナーさんに乗っていただくと「全然良くなりました」と言っていただきました。
今思うと買ったときより完調じゃなかったのかもしれないともおっしゃっていました。
これでひと安心です。次はエアコンのアクチュエーターが入荷しましたら再入庫していただきます。
続いて700R4トランスミッションオーバーホールの続きです。
症状としては1速固定(2速以上に上がらない)とのことでしたのでガバナーやサーボ、2-4バンド辺りを疑ってばらしはじめたのですがそこらへんは無事なようです。
で各部チェックしていくと何点かおかしいところを見つけました。
お約束の3-4クラッチ焦げまくりです。
タービンシャフトについているテフロンシールが千切れています。
ここは組み付けた後で千切れるところではないので前回オーバーホールしたときに噛みこんだまま組み付けたのでしょうね。
このオートマは以前ばらしてある形跡がありますのでその時でしょう。
ここのテフロンシールは切れ目のないOリングですが、ゴムのOリングのように伸びませんので専用の工具で入れていきます。
右が外したもの(カッターで切って取り外します)左が新品です。
インストーラーをセットして一番奥から入れていきます。
シールを伸ばして入れますので溝に入れた際にガバガバになってしまいます。
白いシールが溝からはみ出しているのわかりますかね??
これを縮めて溝とツライチくらいにするためにリサイザーを使います。
リサイザーを使わないで、オイルポンプを差し込んで縮めてもいいのですが、このリサイザーのいいところは見てのとおり半透明ですのでシールが確実に溝に入っているのが目で確認できます。
このまま30分以上放置してシールを落ち着かせます。
全部ばらした後で奥から組んで行きます。
一番奥のロー&リバースピストンを組んで低圧のエアーで作動確認です。
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スムーズに動くか、きちんと保持するか確認します。
後ろの陽気な音楽はラジオです。
お問い合わせいただいています10ボルトデフ、C1500のフロントベンチシートも取り外して用意します。
今回はここまでです。
本日もご来店ありがとうございました。
I氏ご夫妻、Mくんもご来店です。
まさに洗車日和です。
Mくんはタホフルコース車掃除していかれました。
I氏のC1500はいつもピカピカです。
皆さん本日も差し入れありがとうございました!!!
おいしくいただきました
また、お待ちしています。(ご来店も、差し入れも)
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