S氏所有のバモス、シリンダヘッドオーバーホールです。
症状としましてはエンジン冷却水にオイルが廻ってしまうのと、ラジエターにエンジンの圧縮圧が常時廻ってしまうというものです。
これらはヘッドガスケット抜けの症状ですのでシリンダヘッドガスケットを交換して、ヘッドをオーバーホールします。
ホンダのこのエンジンはエンジンブロック上面の形状が特殊なせいか、よくある事例です。
ヘッドを下ろすためにまずはエキゾーストマニホールド、インテークマニホールド、補器類等をはずしていきます。
タイミングベルト、ウォーターポンプも取り外します。
そうしたらシリンダヘッドが取り出せます。
もともとのオイル管理が悪かったのでしょう、バルブカバー内はスラッジがたっぷりたまっています。
ヘッドは面研に出しますのでカムシャフト、ロッカーアーム等付属部品を取り外します。
ヘッドボルト、バルブスプリングなどは再使用しますのでついていた位置がわかるよう管理します。
スラッジがすごかったので洗い油で洗っただけではきれいになりません。
ですから当方は「サンエス」を使ってきれいにしていきます。
水に粉末状のサンエスを混ぜて投げ込みヒーターで温めて15分くらい漬けおきます。
その後ブラシで掃除していくときれいになります。
しっかり水洗いして掃除は終わりです。
スラッジをきれいにしたからと言って車が速くなるわけではありませんがスラッジなんてないに越したことありませんので面倒ですがやっておきます。
ヘッドは面研からあがってきてツルツルです。
バルブラッパーでバルブもすり合わせしていきます。
ピストンにもカーボンがついていますのできれいにしていきます。
燃焼室やピストンについているカーボンはデトネーションやプレイグニッションの原因になりますのでしっかり掃除しておきます。
当方でも施工していますWAKO'Sのレックスはこれらのカーボンをきれいにしてくれるものですが、ばらして掃除するのにはかないませんね。
次回は組付けです。
症状としましてはエンジン冷却水にオイルが廻ってしまうのと、ラジエターにエンジンの圧縮圧が常時廻ってしまうというものです。
これらはヘッドガスケット抜けの症状ですのでシリンダヘッドガスケットを交換して、ヘッドをオーバーホールします。
ホンダのこのエンジンはエンジンブロック上面の形状が特殊なせいか、よくある事例です。
ヘッドを下ろすためにまずはエキゾーストマニホールド、インテークマニホールド、補器類等をはずしていきます。
タイミングベルト、ウォーターポンプも取り外します。
そうしたらシリンダヘッドが取り出せます。
もともとのオイル管理が悪かったのでしょう、バルブカバー内はスラッジがたっぷりたまっています。
ヘッドは面研に出しますのでカムシャフト、ロッカーアーム等付属部品を取り外します。
ヘッドボルト、バルブスプリングなどは再使用しますのでついていた位置がわかるよう管理します。
スラッジがすごかったので洗い油で洗っただけではきれいになりません。
ですから当方は「サンエス」を使ってきれいにしていきます。
水に粉末状のサンエスを混ぜて投げ込みヒーターで温めて15分くらい漬けおきます。
その後ブラシで掃除していくときれいになります。
しっかり水洗いして掃除は終わりです。
スラッジをきれいにしたからと言って車が速くなるわけではありませんがスラッジなんてないに越したことありませんので面倒ですがやっておきます。
ヘッドは面研からあがってきてツルツルです。
バルブラッパーでバルブもすり合わせしていきます。
ピストンにもカーボンがついていますのできれいにしていきます。
燃焼室やピストンについているカーボンはデトネーションやプレイグニッションの原因になりますのでしっかり掃除しておきます。
当方でも施工していますWAKO'Sのレックスはこれらのカーボンをきれいにしてくれるものですが、ばらして掃除するのにはかないませんね。
次回は組付けです。