日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

子どもの主食は何か。

2020-10-12 | 子育て・家族のこと

 4人の子どもたちで、4密の我が家。

 このところ、ボードゲームや秘密基地づくり、工作などが流行っています。家の中でのサッカーというスリリングなあそびも。1番目は、学童でルービックキューブやけん玉にハマっているとか。とてもレトロな感じで、好きです。

 コロナ禍で、携帯用ゲーム機の売り上げがふえたという記事を見ましたが、我が家にはSwitchやDS、プレステなどのゲームはいまのところありません。「ほしい」という話は、出ては消えをくり返してはいますが、買うのは親の覚悟が必要だなと、先輩たちの話を聞きながら感じます。

 高知県・土佐町議会議員で、教育研究者の鈴木大裕さんが、論座で「休校中の子どもたちは本当に学んでいないのか? 『自由』の中で不自由な子どもたち」という記事を読み、とても共感するところがあったので、少し引用します。

 放っておかれる子どもは、生きるために必然的に学ぶ。何も与えなければ、子どもは何かやることを見つける。子どもがゲームばかりするのが気に食わなかったら、親がゲームを与えなければ良いだけのこと。必要に迫られれば、料理だって洗濯だって自分でするようになる。

 不自由の中で、子どもは生きることを学ぶのだ

 もちろん、私の恩師が言う「子どもを放って置く」こととネグレクトとは違う。愛情をもって子どもを放って置くのだそれが許され、放って置かれた子どもたちは、その安全と成長を地域に見守られる、そんな寛容な社会であって欲しいと心から願う。

 子ども自身の育つ力に依拠しながら、見守っていくというのはおとなの覚悟と子どもへの信頼が基礎には必要だと思います。

 私自身をふりかえると、子ども時代におとなやちょっと前を行く先輩たちから、真剣に怒られ、そっと励まされ、思いっきり任せてもらったことが人への信頼につながっていると感じます。

 結局、色々とダメなところやイマイチな部分について、率直に意見をいってくれる人がいるということは、とてもありがたいことだなということでしょうか。そして、その人たちが、突き放さず、見捨てることなく、細くても見守っていてくれた経験は、貴重だなと思います。

■子どもの主食は何か

 子どもの主食は何か。結論からいうと「遊び」です。

 子どもの権利条約の第31条は次のように明記しています。

  1. 締約国は、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利を認める。
  2. 締約国は、児童が文化的及び芸術的な生活に十分に参加する権利を尊重しかつ促進するものとし、文化的及び芸術的な活動並びにレクリエーション及び余暇の活動のための適当かつ平等な機会の提供を奨励する。

 とても格調高い条文です。

 この第31条の精神に基づいて、いま何をやるべきなのか。31条のひろばという集まりで採択されたのが、次の宣言です。

「31条ムーブメント宣言」

 <子どもの文化権(31条)>は「子ども時代」を豊かにするための基盤です。コロナ禍の中でも、豊かな「子ども時代」を実現しましょう。

    1. 勝ち負けばかり考えていると、子どもの時間がうばわれる!
    2. 子どもは休まないとこわれる。何もしない時間もだいじ!
    3. 遊びは子どもの主食です!
    4. 文化・芸術はいのちと育ちの活力源です!
    5. 日本社会に<子どもの文化権(31条)>の確立を!

 万雷の拍手を送りたい5項目。

 子ども時代の原体験で、私も集団遊びが大事だったなと感じています。

 集団遊び。子どもながらに勝ち負け(上の宣言にある勝ち負けとは少し違うニュアンスですが)にこだわっていました。やる以上は、やっぱり勝ちたい。ただ、異年齢で遊ぶ場合に、みんなが楽しく参加できるにはどうするかが大きな問題になります。

 「おみそ」(呼び方は様々なようですが)という制度があり、年齢が下の子は無敵の状態にすることもその一つでした。

 学年などによってハンデをつけて、力が拮抗できる状況にして遊ぶということも考えました。遊びなので、最終的には勝ち負けがつくわけですが、みんなが楽しく遊ぶことに重きが置かれることはかけがえのない経験だったと思います。

 この集団遊びは、憧れという視点も重要で、ちょっと前を行く先輩たちのかっこよさに憧れを抱いたものです。

 子ども時代に遊ぶことは、豊かに育つための基盤をつくるものだと思います。

 「コロナ禍で子どもたちが遊び方がヘタになっている。トラブルも多い。でも、遊び始めてしばらくすると見違えるように楽しく遊べるようになる」と子どもに関わる仕事をしている人が話していました。感染症対策の基本は抑えつつ、思いっきり遊ぶことができる環境をおとなの役割だと思います。

 (写真は、「しんぶん赤旗」10月9日付)

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


のんびり、じっくり、しなやかに──近況報告です

2020-01-01 | 子育て・家族のこと

 2020年。新年おめでとうございます。

 新年早々、ゆる〜いイラストとともにゆるゆるの我が家やの近況報告です。

 イラストは、パートナーが描いたものですが、我が家では日常の風景です。笑

 4人の子どもたちに育てられながら、日々を過ごしています。子どもたちから学ばされまくりです。

 4月になれば、1番目が3年生、2番目がもうすぐ1年生とこれまでの保育園3人時代(おとな1人では自転車に乗せられない)から変化の年です。

 3番目は年少と4番目は1歳児クラスに進級です。

 詰め込みすぎず、のんびり、じっくり、しなやかに過ごしていきたいと思います。

 子育てしながらの議員活動について、これでいいのかといつも思考しながらの日々。

 先輩方や子育て中の同僚議員の意見も参考にしつつ、何よりもパートナーとのやりとりを大切にしていきたいと思います。

 至らない点ばかりだと思いますがご指導いただければ幸いです。

 本年もよろしくお願いします。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


子どもたちのぼーっとする時間が奪われています。遊ぶこと、何もしないということは、子どもの成長や発達にとって欠かせないものです

2019-12-30 | 子育て・家族のこと

 しばらく前のこと。

 「『趣味アウトドア』とプロフィールに書いていながら、全然やってないよね」とグサリ。

 アウトドアが好きで、子どもの頃から山や川でキャンプを張る生活をしてきました。

 しかーし、言い訳かもしれませんが、働き出してからそうもいかず。しばらくの期間、子ども会のキャンプを除いて、行くことは皆無の状態でした。

 都議会でも、多子世帯、多胎児支援がこのところ盛んに議論されています。かくいう私も4人の子育て真っ最中です。

 同じく、3人や4人の子どもを育てる子育て仲間と、休日の過ごし方について話してみると、思った以上にアウトドアが多い。

 その理由として、

  1. 初期投資は少しお金がかかるけど、長い目で見れば経済的にお得であること
  2. 本物体験をしようと思うと、アウトドアは最適であること
  3. 何かに追い回されず、子どもたちとのんびり過ごせる時間を作れること
  4. 宿泊した場合でも、限りなく低料金になること

 などがあげられるでしょうか。

 某巨大遊園地に行くと、家族6人で行くと下の2人は入場料はかかりませんが、大人で1万5千円、子どもが9800円と入るだけで2万5千円。それに食事や買い物、交通費やその他諸々で宿泊もしていないのに諭吉さんが飛んでいきます。

 これからそれが6人になった場合は、想像したくもありません。

 もちろん、遊園地は楽しい場所です。行かない方がいいということではありません。

 子どもたちと相談をしつつ、1番目は火を使って作品を作ったり、2番目はお手伝いに精を出したり、3番目は自由だったりと思い思いに楽しんでいます。

 いま、子どもたちのぼーっとする時間が奪われています。遊ぶこと、何もしないということは、子どもの成長や発達にとって欠かせないものです。そうした視点からもアウトドアは有効だと思います。

 ただ、アウトドアは沼にハマります。笑

 ハマっていることを自覚しつつ、安全に配慮できるような道具を揃えているところです。

 家族以外の友人たちと行く、グルキャンも楽しい。これから、時間を見つけていきたいと思います。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


巨大なバケツ○○○が登場

2019-11-30 | 子育て・家族のこと

 溶連菌が我が家を席巻しています。

 1番目は3回の感染。溶連菌というのは種類が多いらしく、免疫がつきにくいのだとか。

 なんとか乗り切って、1番目の小学校のクラスのお楽しみ会。

 餅つき、先生のクイズ、Sケン、王様取りなどの集団遊び。

 子ども以上に私が楽しんでいたことは否めません(笑)。

 遊びというと学ぶこととは無縁なように感じますが、遊ぶということは学びにとってとても大切です。

 遊ぶこと──特に集団遊びは、作戦を立てて、みんなの得手を生かし、協力しあうことができます。

 そして、子どもたちが盛り上がったシーンは…巨大なバケツゼリーの登場。

 パートナーから「何かいい企画はないか」と聞かれて、「バケツプリンは盛り上がるよ」と話したのがきっかけで、実現した企画。プリンは卵アレルギーの子どもがいることもあり、ゼリーでいこうと。

 残念ながら、写真がないのですが、バケツから登場した時の盛り上がりは最高でした。

 フルーツたっぷりのゼリーが崩れなくてホッとしたあと、みんなに配りましたがあっという間になくなりました。

 自分の子どもだけでなく、クラスの子の成長も感じた一日のなりました。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


もはや、恒例の行事となりつつある

2019-10-03 | 子育て・家族のこと

 もはや、毎年恒例の行事というべきか。

 4番目がRSウイルスに感染しました。

 発熱して、かかりつけの小児科に行って検査をしたら、やはり。


 (出典→http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rs-virus/rs-virus/

 この時期に、感染が拡大するのはグラフを見れば一目瞭然です。

 熱は上がったり下がったり。ゼコゼコが続いています。

 これから感染症の季節。長引かず、すっきりと治ると良いのですが…。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。