日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(第98号)

2020-10-28 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」の第98号ができました。

 今週のニュースは、

  • 核兵器禁止条約 参加する政府をつくろう
  • 保健所の拡充を──党町田市議団とヒアリング
  • 外環道 総事業費1・8倍に──重大な陥没事故も。中止するしかない。

 について、記事を書いています。

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外環道の陥没事故──住民の命を脅かし、莫大な経費を浪費する外環道計画は即刻中止しかない

2020-10-19 | 東京都政・都議会のこと

 起きてはならないことが、起きてしまいました。

 18日に、外環道の地下トンネル工事中の直上(調布市つつじケ丘2丁目)で、道路が大きく陥没したのです。

 「家のなかにいると振動で具合が悪くなるほど」「シールドマシンが通過するかなり以前から振動を感じ、下から突き上げるような振動があったという声も出ている」という声も寄せられていました。

 10月7日に、共産党として国土交通省にシールド機による掘進工事が行われ、振動により住宅の外構のタイルの剥離や壁の亀裂などがおきていることを伝え、調査と工事の中止を求めていました。

 参考1:外環道工事で振動被害/宮本・山添氏ら現地調査
 参考2:外環工事中止求める/国交省に住民・宮本・山添氏
 参考3:住宅街の道路陥没/地下で外環道トンネル工事
 参考4:【道路陥没】現場は子どもの遊び場/「掘削続行は不安」住民の声

 事故当日は、宮本徹衆議院議員、原田あきら都議、里吉ゆみ都議、田中とも子都議予定候補(北多摩3区、調布市・狛江市)などがただちに現地調査に入りました。

 根本には、大深度地下法の問題があります。

 40メートルよりも深い場所は、地上の地権者の了解なく工事等を行うことができるのです。町田市内を横断するリニア中央新幹線も同法を根拠に進められています。

 日本共産党都議団は、事故翌日の19日に小池知事に原因究明と莫大な経費を浪費する外環道計画は即刻中止を内容とする緊急の申し入れを行いました。

 以下、申し入れの内容です。

東京都知事 小池百合子 殿

2020年10月19日
日本共産党東京都議会議員団

外環道トンネル工事の真上で起こった陥没事故についての申し入れ

 昨日18日(日)朝、調布市東つつじが丘2丁目の住宅街で道路が陥没しました。陥没箇所は報道によれば長さ5m、幅2.5m、深さ5mにおよび、大量の水が溜まりました。
 この場所は東京外環道の地下トンネル掘進工事の直上にあたります。先月9月初めにシールドマシンが通過したさい、一帯で騒音、振動が発生し、コンクリートの隆起や、住宅の外壁や塀の亀裂などが生じていました。住民がNEXCO東日本や国交省に抗議し、徹底調査と補償を求めていた最中の事故でした。
 事故を受けて昨日、NEXCO東日本は東京外環道トンネル工事をいったんすべて中止していますが、このような事故が起きた以上、事故原因の究明や住民の安全が確保されるまでシールドマシンを絶対に動かしてはなりません。
 今回の事故が外環道トンネル工事に起因するものであれば、工事の影響が地上に及ばないことを前提とするいわゆる「大深度地下法」(「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」)の前提そのものが成り立たなくなり、外環道工事全体の正当性が問われる重大事態です。

 日本共産党都議団は東京都に対し、今回の事故をうけてただちに以下の点にとりくむことを求めます。

  1. 事故原因が解明され、安全にかかわる調査が終わるまではシールドマシンを停止させるよう求めること。 
  2. 今回の事故で避難を余儀なくされるなど、影響をうけている全ての住民に対し、都として十分な生活保障を行うとともに、国とNEXCO東日本に対して早急に補償するよう求めること。
  3. 今回の陥没事故の徹底した原因究明とともに、過去にシールドマシンが通過した箇所も含め、外環道工事の影響について徹底した調査を行うよう、国およびNEXCO東日本に強く求めること。
  4. 東京外環トンネル施工等検討委員会の事故の検討結果を裏付ける資料や検討過程を公開するよう求めること。また、検討委員会以外の専門家による議論の場を早急に設置すること。
  5. 住民の命を脅かし、莫大な経費を浪費する外環道計画は即刻中止するよう求めること。

以 上

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プライドハウス東京レガシーに行きました

2020-10-16 | 学んだこと、政策のこと

 米倉春奈都議と、プライドハウス東京レガシーへ。

 まだ、プレオープンでしたが、とても素敵な雰囲気の場所。

 ここは、日本初の常設総合LGBTQセンター「プライドハウス東京レガシー」にいってきました。性的マイノリティーの人たちが交流したり情報を発信したりできる拠点です。

 本格オープンは11月の予定とのことです。

 このプライドハウスについては、都議会にプライドハウスへの支援を求める陳情が出され、都議会で最初に質問したのが共産党都議団の里吉ゆみ都議。その次が、米倉都議のピンチヒッターの私。共産党都議団は、本会議やオリパラ特別委員会でも、都として役割発揮を求めて質問を重ねてきました。

 その中で、他党からも質問がありました。重要な課題だけに、超党派で進めていきたいと思います。

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市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(第97号)

2020-10-14 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」の第97号ができました。

 今週のニュースは、

 について、記事を書いています。

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子どもの主食は何か。

2020-10-12 | 子育て・家族のこと

 4人の子どもたちで、4密の我が家。

 このところ、ボードゲームや秘密基地づくり、工作などが流行っています。家の中でのサッカーというスリリングなあそびも。1番目は、学童でルービックキューブやけん玉にハマっているとか。とてもレトロな感じで、好きです。

 コロナ禍で、携帯用ゲーム機の売り上げがふえたという記事を見ましたが、我が家にはSwitchやDS、プレステなどのゲームはいまのところありません。「ほしい」という話は、出ては消えをくり返してはいますが、買うのは親の覚悟が必要だなと、先輩たちの話を聞きながら感じます。

 高知県・土佐町議会議員で、教育研究者の鈴木大裕さんが、論座で「休校中の子どもたちは本当に学んでいないのか? 『自由』の中で不自由な子どもたち」という記事を読み、とても共感するところがあったので、少し引用します。

 放っておかれる子どもは、生きるために必然的に学ぶ。何も与えなければ、子どもは何かやることを見つける。子どもがゲームばかりするのが気に食わなかったら、親がゲームを与えなければ良いだけのこと。必要に迫られれば、料理だって洗濯だって自分でするようになる。

 不自由の中で、子どもは生きることを学ぶのだ

 もちろん、私の恩師が言う「子どもを放って置く」こととネグレクトとは違う。愛情をもって子どもを放って置くのだそれが許され、放って置かれた子どもたちは、その安全と成長を地域に見守られる、そんな寛容な社会であって欲しいと心から願う。

 子ども自身の育つ力に依拠しながら、見守っていくというのはおとなの覚悟と子どもへの信頼が基礎には必要だと思います。

 私自身をふりかえると、子ども時代におとなやちょっと前を行く先輩たちから、真剣に怒られ、そっと励まされ、思いっきり任せてもらったことが人への信頼につながっていると感じます。

 結局、色々とダメなところやイマイチな部分について、率直に意見をいってくれる人がいるということは、とてもありがたいことだなということでしょうか。そして、その人たちが、突き放さず、見捨てることなく、細くても見守っていてくれた経験は、貴重だなと思います。

■子どもの主食は何か

 子どもの主食は何か。結論からいうと「遊び」です。

 子どもの権利条約の第31条は次のように明記しています。

  1. 締約国は、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利を認める。
  2. 締約国は、児童が文化的及び芸術的な生活に十分に参加する権利を尊重しかつ促進するものとし、文化的及び芸術的な活動並びにレクリエーション及び余暇の活動のための適当かつ平等な機会の提供を奨励する。

 とても格調高い条文です。

 この第31条の精神に基づいて、いま何をやるべきなのか。31条のひろばという集まりで採択されたのが、次の宣言です。

「31条ムーブメント宣言」

 <子どもの文化権(31条)>は「子ども時代」を豊かにするための基盤です。コロナ禍の中でも、豊かな「子ども時代」を実現しましょう。

    1. 勝ち負けばかり考えていると、子どもの時間がうばわれる!
    2. 子どもは休まないとこわれる。何もしない時間もだいじ!
    3. 遊びは子どもの主食です!
    4. 文化・芸術はいのちと育ちの活力源です!
    5. 日本社会に<子どもの文化権(31条)>の確立を!

 万雷の拍手を送りたい5項目。

 子ども時代の原体験で、私も集団遊びが大事だったなと感じています。

 集団遊び。子どもながらに勝ち負け(上の宣言にある勝ち負けとは少し違うニュアンスですが)にこだわっていました。やる以上は、やっぱり勝ちたい。ただ、異年齢で遊ぶ場合に、みんなが楽しく参加できるにはどうするかが大きな問題になります。

 「おみそ」(呼び方は様々なようですが)という制度があり、年齢が下の子は無敵の状態にすることもその一つでした。

 学年などによってハンデをつけて、力が拮抗できる状況にして遊ぶということも考えました。遊びなので、最終的には勝ち負けがつくわけですが、みんなが楽しく遊ぶことに重きが置かれることはかけがえのない経験だったと思います。

 この集団遊びは、憧れという視点も重要で、ちょっと前を行く先輩たちのかっこよさに憧れを抱いたものです。

 子ども時代に遊ぶことは、豊かに育つための基盤をつくるものだと思います。

 「コロナ禍で子どもたちが遊び方がヘタになっている。トラブルも多い。でも、遊び始めてしばらくすると見違えるように楽しく遊べるようになる」と子どもに関わる仕事をしている人が話していました。感染症対策の基本は抑えつつ、思いっきり遊ぶことができる環境をおとなの役割だと思います。

 (写真は、「しんぶん赤旗」10月9日付)

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