先日、農業委員会主催の「町田市の農業視察研修会」へ
最初に訪れたのは、大蔵にあるエコファーマーのNさんの畑へここでは、露地栽培とハウス栽培をおこなっています。
「マルチシートの値段が200メートルで1万5千円。破けてしまうとすぐに交換しなければならない」「エコファーマーは、化学農薬や化学肥料などの薬は、基準では2割減。実際は、半分くらいだけれど、仮に病気が流行ったりするとその時には薬を使わざる得ない場面も出てくる」「根をしっかり張らせるために、水はほとんどあげない」など、お話をうかがいました
次に小野路にある町田市研修農場へ
もともとは、URの土地であったところを農業後継者の育成や援農ボランティア育成をおこなうために、市有地を整備したものです。
年間3万円で90㎡の土地を管理し、土曜日の午前中には地元農家の方が講師として研修をおこなっているということでした。
そしてこの研修農場のすぐそばには、こんなものが…
これは、普通のトイレではありません
そうなんですこのトイレはバイオトイレなんです。バイオトイレは「匂いがするのでは」と私も思っていましたが、まったく匂いはしません
町田市内には2か所のバイオトイレがあるそうですが、中身を交換せずとも5000回まで分解できるとのことでした。
最後に訪れたのは、森野にあるSさんの体験農園です
ここでは、一人30㎡を受け持ち、30区画を管理しています。年4万2千円で体験する方を募集し、道具や苗などはすべて農家の人が準備をしてくださいます。収穫の時期は毎週のように、そうでない時期は2週に1度くらいのペースでおこないます。
1区画からとれる野菜は、市場では8~9万円ということなので、自分で作って安心して食べることができるわけです
この日の視察で、町田市のなかで農業をめぐってさまざまなとりくみがおこなわれていることがわかりました。都市農業をおこなうことが大変な局面にあること、農家の方が相続の問題で四苦八苦をされていることなど、苦労がありながらも農業をされていることに頭の下がる思いです
日本共産党は、都市農業振興政策「住民の暮らしに欠かせない都市農業を発展させるために」を発表し、いま農家の方とも懇談をひろげています。現場の声を聞き、勉強しながら都市農業を守っていきたいと思います
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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