30日、鶴川地域年金まちだ(年金者組合)のつどいに参加させていただき、高齢者施策についてお話をさせていただきました。
生活保護の引き下げに対する不服審査請求は1万件を超えましたが、年金者組合では、年金の引き下げに対して、不服審査請求をおこなうことを呼びかけています。そのレクチャーを聞きながら、年金問題は若者の未来の問題でもあり、最低保障年金制度をはじめとする「減らない年金」を実現する課題の重要性を感じたところです。
介護の問題について、生活援助の時間削減によって「一日目に洗濯機を回し、翌日に干す」という話も出されました。介護保険の改悪がもたらすものは、人間らしい生活を奪うことそのものです。
□高齢者の生活を破壊する政治とガチンコ対決
さて、このつどいで何を話そうかと考えましたが、そのタイトルは「高齢者の生活を破壊する政治とガチンコ対決」。
国政も、市政も高齢者への負担増路線をつづけている実態、高齢者支援センターの体制拡充や機能強化、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療保険を引き下げ、特別養護老人ホームや在宅介護の充実などいついて、いろいろと端的に話をさせていただきました。
最後に強調したのは、 「若者と高齢者が手を携えてこそいい社会がつくれる」ということです。先日、ある高齢者の方が「自分は早く死んだ方が世のためではないか」とお話をされていました。
なんでも、お孫さんの生活状況を見ているともっと若い人たちに支援をした方がいいというのです。「長生きすればするほど、若い人たちを困らせることになるのではないか」ということもお話されていましたが、私は若者がまともに働くことができ、人間らしく生活できること、将来を見通すことができる社会をつくることこそ必要だとお話しました。
若者と高齢者を対立させる話には、どちらかに我慢してもらうというつらい結末しか待っていません。高齢者が痛めつけられている姿を見て、若者が未来に希望を持つことはできません。
にほんブログ村←ブログを見ていただきありがとうございます。ぜひ、応援クリックをお願いします。
┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。