24日に開かれた市議会全員協議会。すでに報道されている通り、町田市陸上競技場の改修について、さらに仮設建物を設置するために2億円の予算を投入すると説明がありました。
町田市陸上競技場は、ゼルビアのJリーグ昇格のために市が整備を続けてきました。来年度の改修費を含め予算の総額は約40億円。第3回定例会(9月議会)の最終日(10月4日)に予算が成立をしましたが、その2日後の6日付でJリーグから「改修を進めながら試合をすること」という条件が付されたのですから、違和感を持つのは私だけではないと思います。そうすると総額は約42億円にも膨れ上がり、今後さらに増えないという見通しもことになります。
◆仮にホームゲームを他のスタジアムでおこなえば1試合1000万円
9月議会の文教社会常任委員会で、ゼルビアがホームゲームを町田市陸上競技場以外でおこなう場合、スタジアムの使用料はどこが負担するのかを質問しましたが答えは「ゼルビアが負担する」というものでした。日産スタジアムや味の素スタジアムは1試合あたり約1000万円というのですから、21試合のホームゲームを他のスタジアムでおこなう計画が非常にむずかしいことは元からはっきりしていたのではないでしょうか。
もとより、今期中にスタジアム整備が終わらない中でJリーグ昇格をするというウルトラCを成し遂げるためには、Jリーグから示されたあらゆる条件をすべて飲むということなのかもしれませんが、だからといって次から次に予算措置が必要になることは理解しがたい問題です。
こうした問題は、本来は市民とともに議論をしなければならないと思います。ゼルビアにがんばってほしいと思っている人の中にも、次から次に計画が変更されることで「違和感を感じる」という声も聞きます。まずは、計画をオープンにすることからはじめる必要があると思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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