総選挙後、安倍政権が集団的自衛権行使に向けた準備を着々と進めているようです。
■自衛隊が看護師などを大募集しているらしい…
極度のストレスと恐怖──イラクやアフガンからの帰還米兵がPTSD(心的外傷ストレス障害)で苦しみ、毎日22人の自殺者が生まれています。
また、「戦闘地域には行かない」ということで派兵された日本の自衛隊員も40人以上(2014年3月末時点・政府答弁書)の自殺者があるといいます。
安倍政権が集団的自衛権の閣議決定をおこなった直後、知り合いの保健師さんのところに自衛隊から就職案内が送られてきました。保健師ですから、自衛隊の中で精神ケアをする仕事をするということです。その保健師さんは「着々と、海外に派兵したときの精神ケアの体制をつくっている」と話していました。
確認のために、自衛官募集ホームページを見てみました。
陸上自衛官(看護)の募集は、「募集人員 参考(平成25年度) 約5名」だったと書いてありますが、「平成26年度及び平成27年度の募集人員につきましては、決定次第、自衛官募集ホームページでお知らせします」とあるだけで、すでに試験が終わっているにもかかわらず募集人数はわかりませんでした。(もしかしたら、どこかに掲載されているのかもしれません)
いったい、何人募集しているのでしょうか。
■2015年は、平和の側に思いっきり綱を引く年に
12月10日、総選挙の最中に国民の目、耳、口をふさぐ秘密保護法が施行されました。法案審議の際にも、その後も説明する側がまったく理解しないままに強行されました。たたかいで、必ず廃止へ力を合わせましょう。
軍事(防衛)予算は、過去最高の額、アメリカには「思いやり」予算をこれでもかと投入。こういうところにこそ、抜本的にメスを入れることが必要ではないでしょうか。
さらに、通常国会では自衛隊を恒久的に海外派兵できるようにする法案の提出が狙われています。「侵略戦争」の定義も自分で判断できないような閣僚がずらりと並ぶ安倍政権の異常な状況です。そういう人たちが海外に自衛隊を出すというのですから、恐ろしい限り。
そこに来て、石破大臣の「戦争をするにあたって‥いや、失礼、集団的自衛権を行使するにあたって」発言(BS日テレ「深層NEWS 緊急提言!3時間生激論SP」)。
私が何よりも恐いと感じたのは、この発言が一般の人ではなく、現役閣僚の発言だと言うことです。
「戦争か、平和か」の岐路──平和の側に思いっきり綱を引くために、微力ながら力をつくしていきたいと決意しています。
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┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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