「しんぶん赤旗」が、慰安婦問題について論文。「歴史を偽造するものは誰か――『河野談話』否定論と日本軍「慰安婦」問題の核心」が発表されました。
「朝日」の記事取り消しをきっかけに、「河野談話」見直しの大合唱が再燃していることは極めて異常です。しかし、論文にもあるように「河野談話」の根幹はまったく揺るいでいません。論文では、問題の核心について次のように述べています。
軍(政府)による「慰安所」における強制使役=性奴隷制度こそが、国際社会からきびしく批判されている問題の核心なのです。(論文から引用)
慰安婦問題について、世界各国が批判している核心は強制使役=性奴隷制なのです。
2007年7月に米下院で採択された対日謝罪要求決議は、「河野談話」を弱めたり、撤回させようとする動きを非難し、「(日本政府は)世界に『慰安婦』として知られる若い女性たちに性的奴隷制を強いた日本皇軍の強制行為について、明確かつ曖昧さのない形で、歴史的責任を公式に認め、謝罪し、受け入れるべきである」と求めています。(論文から引用)
歴史の逆流は絶対に許さない。過去の侵略戦争に向き合うことができなければ、未来に進むことはできません。
ドイツのヴァイツゼッカー大統領は、かつて「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです」と述べたことがありますが、まさにいまの安倍政権に対してこの言葉を突きつけたいと思います。
日本共産党の志位委員長が発表した、「歴史の偽造は許されない――『河野談話』と日本軍『慰安婦』問題の真実」は、次のように結ばれています。
歴史はつくりかえることはできません。しかし向き合うことはできます。歴史の真実に正面から向き合い、誠実かつ真摯(しんし)に誤りを認め、未来への教訓とする態度をとってこそ、日本はアジアと世界から信頼され尊敬される国となることができるでしょう。
日本共産党は、歴史の逆流を一掃し、日本の政治のなかに、人権と正義、理性と良心がつらぬかれるようにするために、あらゆる力をつくすものです。
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┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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