突然ですが、日本共産党都議団には「若者チーム」というのがあります。
「若者チーム」は、分野を横断して若者の視点で政策を検討し、当事者の意見を聴きながら政策化していくという活動をしています。
と、言われてもなんだかよくわからないので、調査している内容について少しばかり紹介します。
例えば、都立大学の学費や学生生活についてです。コロナ禍の影響を大学院生から聞き取る中で、図書館が休館だったり、共同研究している先方が閉じているなどの影響で、卒業論文、修士論文、博士論文の提出が間に合わないという悲鳴の声が上がっていることがわかりました。
ただちに、申し入れをするとともに、都議会の代表質問でも取り上げて、前期卒業を予定している人が後期在籍する場合の授業料を無償化することができました。
このほかにも、都立美術館・博物館の入館料無料条例の提案(高校生の春休み無料化が実現も、コロナ禍で中止に)、困難を抱える若い女性の支援や若者の住宅政策などについて学びながら、政策提案を行なっています。
これらも当事者の声を聞くことが出発です。
■
意識し、大事にしているのは、世界の到達点から学ぶということです。
若者チームで、スウェーデンの若者施策について両角達平さんにお話を伺いました。
トップの画像は、その時のものです。もう、刺激されまくりの2時間でした。
2時間の白熱した議論をここで紹介することはできませんが、結論的に学んだことを記しておきたいと思います。
- 若者が影響力をどれだけ持てるか。形ばかりの参加ではなく、影響力を持って社会参加できるか。
- 若者団体の活動を支えるお金を出していくこと。
- 日本の主権者教育は、投票がゴールになっている面がある。スウェーデンでは、自分たちで組織をつくっていくことが求められている。ここに大きな違いがある。
など。
そのほか、とても刺激的な議論がありましたが、これらも都政にしっかりと反映していきたいと思います。
にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。