日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

共産党都議団には、若者チームがあります──先日は、スウェーデンの若者施策を学びました

2020-08-31 | 東京都政・都議会のこと

 突然ですが、日本共産党都議団には「若者チーム」というのがあります。

 「若者チーム」は、分野を横断して若者の視点で政策を検討し、当事者の意見を聴きながら政策化していくという活動をしています。

 と、言われてもなんだかよくわからないので、調査している内容について少しばかり紹介します。

 例えば、都立大学の学費や学生生活についてです。コロナ禍の影響を大学院生から聞き取る中で、図書館が休館だったり、共同研究している先方が閉じているなどの影響で、卒業論文、修士論文、博士論文の提出が間に合わないという悲鳴の声が上がっていることがわかりました。

 ただちに、申し入れをするとともに、都議会の代表質問でも取り上げて、前期卒業を予定している人が後期在籍する場合の授業料を無償化することができました。

 このほかにも、都立美術館・博物館の入館料無料条例の提案(高校生の春休み無料化が実現も、コロナ禍で中止に)、困難を抱える若い女性の支援や若者の住宅政策などについて学びながら、政策提案を行なっています。

 これらも当事者の声を聞くことが出発です。

 意識し、大事にしているのは、世界の到達点から学ぶということです。

 若者チームで、スウェーデンの若者施策について両角達平さんにお話を伺いました。

 トップの画像は、その時のものです。もう、刺激されまくりの2時間でした。

 2時間の白熱した議論をここで紹介することはできませんが、結論的に学んだことを記しておきたいと思います。

  • 若者が影響力をどれだけ持てるか。形ばかりの参加ではなく、影響力を持って社会参加できるか。
  • 若者団体の活動を支えるお金を出していくこと。
  • 日本の主権者教育は、投票がゴールになっている面がある。スウェーデンでは、自分たちで組織をつくっていくことが求められている。ここに大きな違いがある。

 など。

 そのほか、とても刺激的な議論がありましたが、これらも都政にしっかりと反映していきたいと思います。

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裸の王様

2020-08-28 | 国政のこと

 私の好きな、THE BLUE HEARTSの「裸の王様」という曲に、次のような一節があります。

 ♪今夜 僕は叫んでやる
 王様は裸じゃないか
 王様は裸じゃないか
 裸の王様 何が見えますか?
 裸の王様 何を学んだの?
 裸の王様 今夜 サヨウナラ

 ついに、「裸の王様」とサヨウナラする時がきました。

 私たちは、日本国憲法を守ったのです。

 「2020年を新しい憲法を施行する年にしよう」とまで言っていたわけです。もちろん、自民党は改憲を党の方針に掲げているわけですから、たたかいは続きます。

 自らが立法府の長だとなんども発言したり、改憲議論を憲法に拘束されるべき当事者が先頭に立って唱えていたり…。立憲主義の回復は、野党共闘の大事な旗印になっています。

 秘密保護法、安保法制、共謀罪──憲法違反の法律をこのままにしておくわけにはいきません。

 新型コロナ対策でも、PCR検査数が少ない問題をはじめ課題山積の状況です。

 森友、加計、桜を見る会──政治の私物化の疑惑は深まるばかりです。

 3本の矢はどこへ行ってしまったのか。そして、消費税の2度にわたる増税を実行した責任は重大です。

 原発事故──汚染水は完全にコントロールされているといいながら、現実は…。

 沖縄の辺野古新基地建設は、なんどもNOの審判が下っても固執し続けています。

 憲法に基づいて招集を求められたにも関わらず、国会をひらきませんでした。

 7年8ヶ月を概括することはできませんが、この7年8ヶ月でウソやごまかし、隠ぺい改ざん、偽造ねつ造が侵食していきました。正直、公正が歪められていったのです。

 ウソのないまっとうな政治を取り戻していく必要があります。

 「ポスト安倍」ではなく、「ポスト自民党政治」こそ問われるべきです。自民党は、これまでのやり方を反省することができないでしょう。ポストコロナを見据えて、新自由主義を根本から転換していく必要があります。

 市民と野党の共闘という新しい道を示していくことが、自民党政治の転換の方向として、しっかりと旗が立つようにさらに努力を重ねていきたいと思います。

 さいごに。安倍首相には、病気の療養に専念していただきた、その後にきっちりと疑惑について説明していただきたいと思います。

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とにかくコツコツと、地域を歩く。

2020-08-24 | 活動のこと

 地域を歩いています。「知ってるよ」と言われるかもしれませんが、とにかく暑いです。水分と休息をとりながら、とにかく地道にコツコツと。

 PCR検査の抜本的拡充を求める署名もお願いしましたが、特に高齢の方の実態は切実です。

  • 老々介護で夫は最近も検査をしたところ。でも、人の世話にはなりたくないという気持ちがあり、介護保険は申請できずにいる。
  • コロナと熱中症が心配で、とにかく家にいるようにしている。足腰が弱ってしまっている気がする。
  • 町田駅までバスで行かないようにしている。
  • 買い物以外は、家の中。孫たちの顔が見れずつらい

 署名はコチラ→https://www.change.org/p/徹底したpcr検査でコロナを止めよう?redirect=false

 コロナ禍と熱中症というこれまでにない状況であり、従来の延長線上ではない対策が必要です。

 エアコンの購入・設置、電気代の助成については、先日申し入れを行いました

 高齢者の運動機能の低下、人とのコミュニケーションが極端に減少していることなどは、しっかりと検討することが必要です。介護施設をはじめとする福祉の現場のみなさんが、PCR検査を受けられるようにすべきです。

 地道に、大胆に、しなやかにとりくんでいきたいと思います。

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熱中症で亡くなる方は、屋内が95%。さらに、エアコン不使用が92.5%。エアコンの購入・設置と電気代への助成が最適解─小池知事に緊急の申し入れを行いました

2020-08-21 | 東京都政・都議会のこと

 8月に入って、暑い日が続いています。

 東京都内でも、熱中症による死者が急増しています。

 日本共産党都議団は、6月15日に「家庭でのクーラー購入・使用の費用への助成を求める申し入れ」を行い、

  1. 生活保護受給者のクーラーの購入・設置費用について、一時扶助の対象とならない場合に、都として助成を行うこと。また、夏季の冷房利用にともなう電気代相当額を都独自に加算すること。
  2. 生活保護を受給していない低所得世帯、高齢者世帯、障害者のいる世帯、子育て世帯等へもクーラー購入・設置への補助を行うとともに、夏季の冷房利用にともなう電気代相当額を都独自に助成すること。

 という2項目を求めました。

■8月2日から20日までのわずかの3週間弱で148人の方が熱中症でお亡くなりに

 東京23区内は、東京都監察医務院が検案を行なっていますが、8月2日にこの夏はじめて熱中症で亡くなられた方がいましたが、8月20日までに148人の方が亡くなられています。

 8月20日までで、すでに昨年度を超え、「命に関わる危険な暑さ」と気象庁が警告した2018年度と同程度になっています。

■熱中症の死亡者は、日中屋外よりも夜間屋内の方が多い

 熱中症で亡くなった方は、95%が屋内です。また、時間帯がわかっているものでは、日中よりも夜間が多くなっています。

 エアコンの有無についてを見てみると、エアコンを持っていない、もしくはあったけど使用していなかったを合わせると92・5%です。

 つまり、熱中症で亡くなっている方は、ほとんどが屋内でエアコン不使用だったということがわかります。

 コロナ禍で、家で過ごすことが増えています。小池知事は「再三再四のお願い」として、エアコンなどの活用を呼びかけましたが、そもそもエアコンのない方が亡くなっているという事実は極めて深刻だと思います。

 さらに、コロナ以前は、地域の公共施設を涼める場所として提供したり、図書館なども活用できました。しかし、コロナ禍でこうした取り組みが行えません。高齢者の方々からは、電気代を気にして「エアコンをつけるのをためらってしまう」「古いものなので、使い続けると電気代がとても高い」などの声が寄せられています。

■エアコンの購入・設置、電気代への助成は最適解

 こうした実態を考えるならば、エアコンの購入・設置、さらには電気代への助成を行うことが命を守ることにつながります

 東京都はかつて、エアコンの購入費補助を行った経験もあります。

 これらの観点を踏まえて、8月21日に「熱中症対策に関する緊急申し入れ」を行い、

  1. エアコンの購入・設置費用とエアコンを使うためにかかる電気代への助成を緊急に実施すること。
  2. 東京都監察医務院の監察医師数を増やすとともに、新たに多摩地域に拠点を設置し、多摩・島しょ地域における熱中症被害の実態を把握すること。

 という2点を求めました。

 一刻を争って、国や都がこうした支援を実現できるよう、みなさんとともに声を上げていきたいと思います。

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市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(第93号)

2020-08-19 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」の第93号ができました。

 今週のニュースは、

  • 学校給食──コロナ禍で重要性を再認識
  • 共産党都議団で、給食費と公費助成について調査しました
  • 地元の真光寺中学校の生徒会と意見交換
  • ツーブロックにしました

 について、記事を書いています。

 以下、画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。

 ニュースの題字部分をマイナーチェンジしました。

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