日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

被災地支援報告会/子育てのつどい

2011-05-31 | ごあいさつ・告知・紹介

 2つの「つどい」のお知らせ。

◆被災地支援報告会

 党市議団が岩手県陸前高田市と宮城県仙台市でおこなった被災地支援報告と、町田市内の学生が宮城県石巻市に行ったボランティア報告の2本立て。

 とき●6月3日(金)18時30分から
 ところ●町田市民文学館・大会議室
 主催●日本共産党町田地区員会/同市議団

◆町田de子育て交流会

 前回は、「放射能から子どもを守ろう」でしたが、今回のテーマは、「保育園って、どうなってるの」。

 「待機児が多いと聞くけれど、そこんとこどうなってるの」「認可保育所と認証保育所の違いは」など、保育園についてそもそもから交流します。

 みんなで語り合い、子育てのネットワークを広げていくつどいです。どなたでも気軽に参加できます。

 とき●6月4日(土)10時~12時
 ところ●町田市民フォーラム・視聴覚室
 主催●町田子育てネットワーク(仮)準備会

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 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
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被災地支援③~震災から2カ月半の陸前高田(上)

2011-05-30 | その他もろもろ

(つづき)

 陸前高田市は、被災した直後から外部との連絡が取れませんでした。市庁舎の上に避難をした人たちは、ラジオから聞こえてくる「陸前高田市からは何も連絡がりません。壊滅的です」という放送を耳にしていたといいます。

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 少々見にくいかもしれませんが、右側が震災前、左側が震災後の陸前高田の中心部の写真です。震災後の写真で水色の線が引かれている場所まで、津波は押し寄せてきました。

 以下、陸前高田の藤倉市議の案内で市内を見せていただいた様子を紹介します。

◆市役所

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 4階建ての市庁舎は屋上まで津波が押し寄せてきました。市民と市長をはじめとした市の職員あわせて125人。屋上のさらにうえの屋根の上にあがり避難しました。

 津波はひかず、海面より上に見えるのは市役所とホテル、そしてスーパー。津波が押し寄せてきた海の中がどういう状態になっているのか、わからなかったそうです。

 避難をしてきたおばあちゃんが「明日、家の掃除大変だわー」と。そういう言葉が出るほど、想像できない状態でした。波が引いた時にはすべてが流されてしまっていたのです。

 市役所の職員も、正規職員295名中68名が犠牲になり、非正規の方を合わせると106人が犠牲になりました。

◆地域会館

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 市役所の目の前にある地域会館には、教育委員会などの部署が入っています。本来ならば避難場所になるところですが、今回の津波は地域会館ごと飲み込んでいきました。

 教育長をはじめ、教育行政の職員の多くが津波に飲み込まれました。若手幹部の職員が市民を誘導し、避難が遅れ犠牲になったといいいます。

 日本共産党の及川一郎市議も、市民の避難誘導を誘導している際に津波の犠牲となりました。

◆雇用促進住宅

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 直前に厚生労働省から買った、雇用促進住宅。

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 JR大船渡線の線路があった場所ですが、いまは何もありません。

◆商店、漁業

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 広田湾のわかめ、カキなどの養殖漁業、定置網のサケ漁などは壊滅です。船もすべて流されてしまいました。

 今年の1月に漁民の方10人でカキの作業小屋を建てました。ひとり1500万円。 漁協でも、3億円をかけて水産加工工場を建てましたが、稼働前に何もなくなってしまったのです。

 多くの方は、借金をして船を買い、漁業をおこなっていますが、そのすべてを一気に失うことになりました。

 「せめて借金は国の責任でチャラにしてほしい」という切実な声。「雇用保険に入っていた人には失業手当が出るけれど、自営業には出ない。何とかしてほしい」という声などこれまでの法律の枠を超えた対応が必要です。

(つづく)

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都議団の放射能測定に反響

2011-05-29 | 東京都政・都議会のこと

 日本共産党都議団がおこなった空中放射線量測定調査が話題です。都内128カ所を測定して、このたび公開をしました。

 町田市内でも、能ヶ谷ではかった数値が公開をされていますがその数値は0.068マイクロシーベルト毎時。資料全文はコチラからダウンロード。

 私のところにも、子育て中の親御さんから「放射能測定をしてほしい」という相談が多数寄せられています。昨日も、「お母さんたちで集まると必ず話題になる」と話しになりました。

 これまでも放射能測定機の設置を求めてきました。継続的に、しかも子どもたちの目線(高さ)で放射能測定をおこなうよう、住民の命を守る立場にある自治体の役割ではないでしょうか。

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被災地支援②~陸前高田の中里前市長を訪問

2011-05-28 | その他もろもろ

(つづき)

 24日は岩手県・北上に1泊し、25日の朝6時過ぎに陸前高田市に向けて出発しました。

◆中里長門前市長宅を訪問

 北上から国道107号線を通り、8時過ぎに陸前高田市に入りました。それまで通ってきた花巻市や住田町では、車の中から見る限りは日常生活が送られていました。

 はじめに訪れたのは、2011年2月まで陸前高田で日本共産党員市長として活躍されていた中里長門さんのお宅。中里さんは以前、町田にいたことがあり党市議団のメンバーとも交流があります。

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(写真の右が中里さん)

 中里さんのお宅は少し高台にあったため、津波は押し寄せてきませんでしたがお宅の隣には仮設住宅の建設が進んでいます

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 中里市政の発展を訴えて、2月に中里市長から戸羽市長にバトンが引き継がれた直後の地震と津波。避難所に指定されていた体育館や地域会館は、津波に飲み込まれました。「避難訓練をして、市民の人が集まっていた場所が流されてしまった」と。体育館は、直前に改築工事をおこなったばかりでした。

 日本共産党員市長として、市民の願いにこたえる市政をすすめ、第一次産業への補助をすすめるなど市税収入を増やして、市民の願いにこたえた背策を前進させながら、借金も減らしてきました。

 農業、林業、漁業が大きな産業で、農業者には月6万円の補助を3年間、漁業者には初期費用の補助として240万円など、1次産業を活性化させるための施策を次々と打ち出して、陸前高田らしいまちづくりをすすめてきたという話も。

 この中里市政の発展を願った市民が戸羽市長を誕生させたのです。その象徴ともいえるポスターがコチラ。

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(つづく)

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被災地支援①~救援・復興募金と支援物資

2011-05-27 | その他もろもろ

 5月24日から26日の3日間。日本共産党町田市議団は、岩手県・陸前高田市と宮城県・仙台市に被災地支援へいきました。数回にわたって、被災地支援の報告をしたいと思います。

◆現地で必要なものは何か

 陸前高田市は、人口2万3千人に対して死者1500人(身元不明者400人)、行方不明者700人。3800世帯が家を失い、仮設住宅の建設もすすんでいますが、避難所にはいまだ多くの方々が暮らしています。(5月25日現在)

 いま現地でどういう支援が必要なのか──陸前高田の藤倉議員にお聞きして、出発前の1週間は支援物資と救援・復興募金を集めることに力を注ぎました。藤倉議員のお話の中では、仮設住宅に移行していく計画があり、新しい生活のための物資も必要だということがわかりました。

◆お米200㌔超など多くの支援物資が寄せられる

 支援物資は、お米200㌔超、大根30本、スナップエンドウ1箱、レトルト食品、水、食器、雨具、作業着、夏服、タオルなど段ボール数十箱分。募金は90万円。わずか、1週間のとりくみでしたが、多くの市民のみなさんから物資や募金にご協力をいただきました。

 また、池川友一事務所のふれあいバザーで寄せていた献品のうち、現地の要請があったものについても支援物資の中に加えました。

 寄せられた支援物資は3台の車に乗せて、24日の朝6時に町田を出発しました。

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(つづく)

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