町田市内でJR東海の「中央新幹線計画の説明会」が開催されました。町田市民ホールのホールは半分くらいの座席が埋まっていたでしょうか。
JR東海側からの説明の後、質疑応答が予定時間を超えておこなわれましたが、ちぐはぐな部分もありました。
電力問題、安全問題、経済問題などが質問の中心でしたが、JR東海側は質問対策を万全におこなってきたためか、百数十枚にわたるスライドから必要に応じて取り出して回答していました。しかし、「これで納得できる」という回答ではなかったというのが感想です。
「原発の電気を前提にしているのではないか」という趣旨の質問には「原発再稼働は前提としない」と回答されていましたが、JR東海の葛西会長は「脱原発『再び国を滅ぼしかねない』」と原発再稼働の先頭に立っています(以前にも、震災直後の葛西会長の記事を紹介しました)。
説明会では、原発は関係ないといいながらトップが原発の必要性を説いているわけですから何ともちぐはぐです。
また、今回の説明会の参加募集について当日入場を断った問題について「円滑な運営」を理由にしていましたが、当日参加で円滑な運営ができなくなる根拠はいったいどこにあるのでしょうか。
中間駅(相模原市橋本周辺)について、1時間に1本しか止まらないのではないかという質問には「具体的に決めていない」と回答がありましたが、ここは追及されると痛いところなのでしょう。東海道新幹線の本数が減るかもしれない問題と合わせて、明らかにしていきたいと思います。
回答の中には「今後の検討」というものも少なくありませんでした。
いくつかの点については、会場からtwitterでつぶやいた中身をtwilogで見ることができます。
日本共産党のリニア中央新幹線建設に対する見解。
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┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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