東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)が、11月27日に実施されました。
ESAT-Jは、到達度を測るアチーブメントテストとして実施し、都立高校入試(入学者選抜)に活用されようとしています。
ESAT-Jについては、都民、専門家からも制度的な欠陥が指摘され、都議会でもくり返し追及してきました。
たとえば、
- スピーキングテストで1点差なのに、入試に活用するときには4点差となること
- 国私立中学校など、ESAT-Jを受けられなかった生徒が都立高校入試を受ける場合、周辺10人の入学検査の英語の点数から類推し点数をつける
- 都教委が到達度を測るテストをやるには「行政調査」しかできないのに、入試に活用することで事実上の強制となっている(教育基本法16条の「不当な支配」)
- 保護者の同意なく、個人情報の収集が行われている
- ベネッセの商品であるGTECと酷似している
あげればキリがありませんが、テストそのものが問題ありです。
11月27日に実施されたESAT-Jでは、すでにさまざまな声が寄せられています。
都議会の英スピ議連と都民団体で、実施状況調査を行っています。11月30日の朝の時点で430人を超えて回答が寄せられています。〆切は12月4日です。
このアンケートによって得た個人情報は、下記の団体での分析や要望書、議会質問作成のみに使用し、第三者に提供することはありません。分析結果の公表後は適切に処分します。また、寄せられた事例については個人が特定されないように配慮し、発表する場合があります。
ご協力をお願いします。
アンケートはこちら→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe3s6RvHBi6r7NLhmtsZQdg74C2HinMk009Zr0mk24WJymeKQ/viewform