「再稼働ハンタイ」「再稼働はノーなノダ」…きょうの首相官邸前行動は、これから語り継がれることになるかもしれません。あの熱気はスゴイ。おそらく周辺よりも2~3度は温度が高かったのではないかと思うほど。
1日にも関西電力大飯原発を再稼働しようとしているが、この夏を原発なしでのりきってしまえば「やっぱりいらないじゃないか」と言われるのが恐いだけではないだろうか。こういうと論理的でないといわれるかもしれませんが、あまりにもむちゃくちゃな再稼働を急いだ理由は、原発利益共同体の利益を守ること以外には考えられません。
きょうの首相官邸前は、感情と理性の旗が掲げられていたように思います。感情の旗は、原発再稼働への怒りであり、いまここで行動しようという気持ち。理性の旗は、平和的にたたかおうとする気持ち。
とあるニュースでも、「平和的に行動していたから」と参加した人がいたと報じているように、これまで行動してきた人たちの動きに共感が広がっているのも大きな特徴だと思います。つまり、これまでだったら行動に移せなかった(さなかった)人たちが、「よっしゃ行ってみようか」と思うきっかけは、怒りと同時に行動している人たちの姿も大きかったと思うのです。
誘導の人たちが、一生懸命になって事故がないように力を尽くしたことも信頼を広げていく力になったことは間違いないでしょう。
大手マスコミもジワリとですが扱いが大きくなってきたようです。参加した方も、参加はできなかったけれどおんなじ気持ちの方もお疲れさまでした。次も行きましょう。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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