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こーじ苑
岡部孝信の快挙を もっと取り上げよう
今朝 嬉しいニュースが飛び込んできた。
フィンランドのクォピオで行われたスキーのジャンプW杯で 38歳の岡部
孝信が史上最高齢の優勝を果たしたのだ。
1回目に123・5mで4位に付けた岡部が悪条件の2回目にも 123mを飛び、
3位以下が距離を伸ばせず逆転優勝だった。
2位はスイスのシモン・アマン、3位はポーランドのアダム・マリッシュで
1回目3位だった葛西紀明は5位。
岡部といえば95年のサンダーベイ世界選手権のNH優勝や、長野五輪の
団体優勝を決める原動力となった2回目の大ジャンプが印象深い。
フワッとグライダーのように飛び出して滑空する岡部独特の飛び方は長野
五輪LH金メダリストの船木と並んで‘世界有数の美しい飛形’と言われた。
ところが28歳になった98~99シーズンから長身選手が有利になるルール
改正の影響をモロに受け低迷する。
165cmの岡部には最悪のレギュレーション変更だったのだ。
その後03~04シーズンまで低迷したので年齢的にも限界と思われたの
だが、そこから徐々に盛り返していき05~06W杯の札幌大会で表彰台に
上がっただけでなく06トリノ五輪でもLHで日本人選手最高の8位入賞を
果たした。
07札幌、09リベレツ世界選手権の団体戦銅メダル獲得の原動力になる。
岡部の凄いところは自分の修得した型をルール改正で変更を余儀なく
されたものの、そこから復活したところである。
一つの型でトップに上り詰めると流れが変わったときに最後尾に落ちて
しまう。
空中フォームで左右されるジャンプは特にそうで、11年前のヒーローの
船木和喜が未だに復活できずに試行錯誤しているのを見ても分かる
だろう。
昨日の新聞に引退していたフィンランドの元エースのヤンネ・アホネン
が引退を撤回して現役復帰したのも岡部や葛西の活躍に触発されたとも
言える。
今回の岡部の快挙は この現象に拍車をかけるに違いない。
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調子が良いのは知っていたけど、年齢とか色々考えて、まさか優勝できるとは思ってませんでした。
毎日1時間半くらい各種スポーツのことばっかりやるニュース番組って出来ないですかね?
バラエティとかもうやめて。
五輪の時以外は取り上げようとしないTVには怒りを
覚えますよ。
プロ野球のプレシーズンゲームを報道するよりも、
コチラが旬ですからね。
WBCを取り上げるなら他のグループも取り上げるべきです。
サッカーW杯では当然のようにやっているのにですね。