ラグビー・オータムネーションズが終わり


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sportiva/sports/sportiva-0000094411

 11月6日から3週間にわたって行われたラグビー日本代表のヨー
ロッパ遠征が20日のスコットランド戦で終わり、日本は2試合目
のポルトガル戦には勝ったもののアイルランドとスコットランド
相手には敗れた1勝2敗だった。

 基本的にラグビーは5月~6月と10月~11月の年2回にわたって
国際試合期間があるのだが、日本のヨーロッパ遠征もオータムネ
ーションズの中で行われたわけでサンウルブスがスーパーラグビ
ーから外された中では世界の強豪との真剣勝負ができる貴重な遠
征となったわけである。

 スケジュール的にもティア1の強豪との対戦の合間にティア2の
チームと対戦できる理想的なイベントだったが、今回WOWOWが
全試合を中継してくれたので大いに楽しむ事ができた。

 18カ国中ウエールズ・スコットランドにニュージーランドの4
試合が最多でイングランド以下9カ国が3試合を行う形になって
いるわけで、トップの8ヵ国以外で3試合行ったのは日本を含め
アルゼンチン・イタリア・フィジーの4ヵ国だからありがたい話
である。

 3連勝したのはアイルランド・イングランド・フランスの3ヵ国
でスコットランドが3勝1敗、南アフリカが2勝1敗でウェールズと
ニュージーランドが2勝2敗でオーストラリアに至ってはスコット
ランド・イングランド・ウェールズ相手に3連敗しているのだか
ら今回のヨーロッパ勢がいかに強かったか分かるだろう。

 イタリアは最終戦でウルグアイに勝ったもののニュージーラン
ド・アルゼンチンに敗れており、
アルゼンチンはフランスとアイ
ルランドに敗れているのだから日本が1勝2敗でも仕方ない。

 イタリアは6ネーションズ、アルゼンチンは南半球4ヵ国ザ・
ラグビーチャンピオンシップに参加しているのに対し、日本は
こういった強敵相手のシリーズに参加が難しかったので他の2ヵ
国以上に不利な条件である。

 とはいえ強豪国と常に対戦するのでアルゼンチンはテストマッ
チ9連敗、イタリアはテストマッチ16連敗を喫しており得るもの
が多い一方で敗戦が恒常化する可能性もあるわけだ。

 日本はベストメンバーのアイルランドに5-60だったのに対し
アルゼンチンも日本がスコットランドに敗れた翌日にアイルラン
ドと対戦し、ジョナサン・セクストンらが欠けている状態で先制
T&Cを挙げたものの7ー53で敗れているのを見ると互いにトップ
8相手に勝つのは至難の業だと実感する。

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