ウルトラマンネクサス3番目のデュナミスト・千樹憐はプロメテウスプロジェクトで
生まれたという特異な環境で育っていたが、憐自身は致命的な細胞のアポトー
シスさえなければ海洋学者を目指していたという設定がある。
実際に憐が瑞生にイルカのペンダントをプレゼントしたのが いい例なのだが、
思えばウルトラで海洋学者を目指したキャラにウルトラマンアグルに変身する
藤宮博也がいた。
2人の共通点はブルーキャラ。
ウルトラマンネクサスはデュナミストが まず基本形のアンファンスに変身し、
そこからメタフィールドを展開できるジュネッスにタイプチェンジするのだが2番
目の姫矢准は赤ベースだったのに対し3番目の憐が青ベースというのもガイア
に対するアグルという共通点ではないだろうか。
憐がプロメテウスプロジェクトを遂行するアカデミー出身なのに対し藤宮も
80年代に世界中で誕生した天才児達によって結成された科学者のネットワーク
・アルケミースターズの出身という特殊環境の中で育っている。
ガイアは小中千昭ワールドなのに対し、ネクサスのジュネッスブルー編は太田
愛ワールドなのだが意外な相似点があるのも面白い。
そういえばアルケミースターズのメンバーが根源的破滅招来体の襲撃を予測し
GUARDやXIGの創設に繋がったのだが、アカデミーも元はといえば遺伝子
操作で来訪者と意思疎通ができる超能力者を作るプロメテウスプロジェクトを
実行する組織だったのも似ている。
こうしてみるとネクサスのベースにガイアがあるのが分かる。