ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
祝!スポーツグラフィックNumber1000号
先週の今日コチラでスポーツグラフィックNumber1000号が、
発売されたので早速購入した。
記念すべき1000号の表紙はイチローだったのはNumberが発売
された40年の間に最も活躍した選手の1人で、記録的にも記憶的
にも残る選手だったのは間違いない。
思えばNumberが発売されたのは私が高2だった今から40年前の
80年で友人が購入した第1号を読んでいた中で、前年の日本シリー
ズG7の最終回を描いた山際淳司氏の‘江夏の21球’に大いに衝撃を
受けたし‘こんな切り口があるのか’とスポーツ紙には載らない切
り口に驚いたのだった。
何せ当時スポーツの情報はスポーツ新聞のネタが殆どで深く掘り
下げた記事を読みたい場合はベースボールマガジン社の雑誌を読む
ぐらいだったし、それも野球系が全体の7割近くを占めていたのだ
から週刊ベースボールを読むのが主流だった。
ただベースボールマガジン系の雑誌は立派な建物を正面から見て
書いている感じの記事が多く、同じ目線のスポーツ紙よりも掘り下
げてはいるものの横や裏側に回っての記事は見る事がなかった。
そんな中でNumberはいろんあ角度からの見方をした記事が目に
付くし野球だけではなくサッカーやラグビー、ボクシングや相撲な
ど あらゆる種目を取り上げて特集するだけでなく初心者にも分かり
やすいので専門過ぎるベースボールマガジン社の専門誌では高い
ハードルだったラグビーなどはコチラで面白さを知ったともいえ
る。
特に驚いたのはNumber最初の五輪となったロス五輪でプレビュー
では全種目でのメダリスト予想をしていたし、特集号でも全種目の
メダリストと日本人選手の結果を載せてくれていたのだから今でも
保存版として取っている。
またサッカーではW杯予選などの試合を多彩なライター達が切
り口を変えてレビューしてくれているので、1人の記者の意見では
なく総合しながら判断する事ができたわけで特にフランスW杯アジ
ア最終予選の頃は毎回出るのが楽しみでレビューを読んでいたし
コレを読んだらスポーツ新聞を読む気がしなかったのを覚えてい
る。
さすがに21世紀を迎え創刊当時の熱量が冷めた気もしないでは
ないが、まだまだ他の雑誌の内容と読み比べて見ても個人的には
他紙の追随を許してない内容だから50年・60年と続けてもらいた
いものである。
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この雑誌は写真がいいのと、あとスポーツライターの切れ者が大勢執筆しているのが強みですね。日本のスポーツライターたるもの、やはり「Number」で執筆で切りうようになりたいというのはだれしも考えるところでしょう。広尾晃氏のような、他の媒体からは煙たがられる人も参加しているのはさすがだと思います。前にも書きましたが、私が貴ブログを知ったのは、広尾さんのサイト経由でした。
正しくスポーツライターの梁山泊という形で、コレに記事が載るというのがライターの方々にとってもステイタスになっているのではいでしょうか。
面白い記事さえ書ければ少しぐらいクセの強いライターでも採用するのがいいところですよね。