松井秀喜とりあえず一安心の2ランHR

松井、レイズ初戦で2ラン=米国10年目幕開け飾る―米大リーグ(時事通信) - goo ニュース

 マイナーリーグからタンパに今日昇格した松井秀喜がホームのトロピカーナ
フィールドで行われたシカゴ・ホワイトソックス戦の2打席目に完全試合を達成
した事のあるフィリップ・ハンバーから先制2ランを放った。

 ヒットは この1本のみで4打数1安打だったがマイナーリーグでは13試合
出場
で打率が,170でホームランなしという成績でのメジャー昇格だっただけ
に、
とりあえずメジャー復帰第1戦で先制の2ランという結果を残せたのは大
いに
価値がある。

 松井秀喜は06年の左手首の骨折や古傷の両膝痛などの影響でホームラン
打者と
しては物足りないかもしれないが、ここ一番で勝負強さを発揮するクラッチ
ヒッ
ターとして生き残ってきたしビッグゲームなどになればなるほど真価を発揮
する
タイプだ。

 ところが10年のLAは まだしも昨年所属したオークランドは若手主体ながら
優勝
争いから早々と脱落していたので松井のよさが発揮できずに不完全燃焼の
まま
シーズンを終えた感が強い。

 若手が多く優勝争いに加われるタンパのようなチームならば、ここ一番での松井
の勝負強さが役に立つのは明白で、30チームが30通りの価値観で動いている
MLBな
ればこそだ。

 今回もう1つ嬉しかったのが松井が6番レフトでの出場で、膝の不安を抱える
松井に
守備機会が与えられた事だろう。

 DHのみの起用ならば出番も限られるがレフトの守備機会も与えてもらえるの
なら
出場するチャンスは増えてくるし、試合に出続けて調子を上げていくタイプの
松井
としては心強い限り。

 あとは品質がよくなったとはいえ人工芝でのプレーが松井の膝に どれだけダメ
ージを与えるかという事が懸念材料になるので、しっかりとケアをしてフルシー
ズンをプレー
できる事を祈りたい。

 タンパで結果を残せれば来年以降もタンパ以外でも有利な条件での契約が
結べる
のだから。

 それにしても松井秀喜がNYヤンキース2年目の04年にに日本での開幕戦を
行った
時の対戦相手だったタンパでプレーする事になるとは運命の皮肉という
他はない
し、当時はドアマットチームに過ぎなかったタンパがハイレベルなアメリ
カン・
リーグ東地区での優勝争いの常連になるとは思わなかった。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
松井は (Unknown)
2012-05-30 23:57:08
怪我がつまづきの第一歩でしたね
そういう意味ではやはりイチローは凄いと思います
厳しい自己管理のたまものでしょうね
 
 
 
貴方も (Unknown)
2012-05-31 06:47:53
おっしゃっていますが、4打数1安打であるってところも忘れてはいけませんね
マスゴミはホームランばっかり騒いでますけど…
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2012-05-31 23:33:10
>Unknown様
 たしかにそれは大きいです。
 とはいえ膝は東京ドームの人工芝の後遺症によるものですから自己管理以前の問題だとは思ってます。

 あの左手首骨折のスライディングキャッチも甲子園や神戸のような天然芝で慣れていれば却って骨折する事もなかったでしょう。


>Unknown様
 そこなのですよね。
 とりあえず周囲の雑音を一時的に抑える効果はあると思いますが、大事なのはこれからでしょう。
 
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