ミラーマンの25話:怪獣を探す妖精少女には殺虫剤のCMで使われたハエブ
ーン・ゴキブラー・モスゴジラという等身大の害虫怪獣が登場する。
とはいえ この3体の害虫怪獣は警官隊に あっさりと射殺されてしまい、ハエ
ブーンとモスゴジラの2体が登場するのは射殺された後という何とも締まらない
存在なのだがミラーマンと戦ったダストパンよりも存在感があった。
ダストパンもゴキブリをモチーフにした怪獣みたいだが、やはり今回のEPに
登場した3体の害虫怪獣の方がインパクトが強い。
思えば害虫は実社会においての‘怪獣’的な物だから それをモチーフにした
怪獣が登場しても不思議ではないし、事実ゴジラ対ヘドラに登場した公害怪獣
ヘドラを筆頭に宇宙猿人ゴリに登場したヘドロンやゴキノザウルスらがインパクト
が強い。
ただし虫系の怪獣や怪人といえば仮面ライダーなどに登場したテレビバエ・モス
キラス・ゴキブリスパイクなど等身大ならいいのだがカマキラスやクモンガのような
操演怪獣になりやすいのでヒーローとの絡みは難しいだろう。
しかも操演の場合あまりリアル過ぎても気味が悪いし、着ぐるみの場合は造形
がチャチに見えてしまうなどハードルが高いのでミラーマンでは これらの怪獣を
等身大としてミラーマンと絡ませないようにして、ダストパンという別の怪獣を
出したのかもしれない。